SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル写真ブログ。

コンスタンツァの廃カジノ - The abandoned casino of Constanta -

黒海に面したリゾート地・コンスタンツァ。ルーマニアで4番目に大きな都市だ。ここに、嘗てルーマニアで最も豪奢な建築物と謳われたカジノがあった。コンスタンツァ・カジノはルーマニア王カロル1世の援助によって1904年〜1910年にかけて建築された。当初ルーマニアの伝統建築で建てられる予定だったが、最終的にアール・ヌーヴォーに大きく影響を受けたデザインとなった。その豪華な事美麗な事。第二次世界大戦中には病院、旧ソ...

2017
23

コーケー遺跡と夜のシェムリアップ

カンボジア北部・シェムリアップに点在する遺跡を全て巡るのはなかなかの時間と労力がいる。(が、勿論楽しい)遺跡巡りの昼食は大体フライドライスかヌードルだった(いや、夕食もか…シンプルで飽きのこない味。シェムリアップから北東へ約120km行ったところに、コーケー遺跡はある。この地には928年から944年頃までアンコール地方から王都が移されていた。王の死後再びアンコールに王都を戻し、その後放棄された。遺跡群はプラサ...

2017
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詐欺寺→ブラ寺→そして伝説へ……?? 進化する廃墟・本覚寺 その3

…ブラ寺の記事を載せたら「下品!」とお母さんに説教される廃墟マニアは自分くらいしかいないような気がする今日です。本覚寺がまたも進化を遂げたという噂を聞いたので、ちょっと足を運んでみました。なんかすっきりしている…貼られていた筈のブラがない。代わりにあったのが…!?缶詰…?何やら、某廃病院から薬瓶を盗み出し、転売している人がいるらしい。その人物らしき者が晒されているようだ…2階。ブラが消えた。嘗ての張り...

2017
16

国境を越え続けて、日常 - アルメニアとアゼルバイジャンの停戦地帯 -

アルメニア北部を走行している時だった。地図を見ていて気がついた。「この道路、アゼルバイジャンの領土内も通っていく…」そして飛び地もある。隣接するアルメニアとアゼルバイジャン、両国の間柄は最悪だ。両国の国民は両国間を行き来する事が出来ない。国境は、閉ざされている。上記の飛び地にあった村は92年アルメニア軍に占領され元々いたアゼリー人達は追い出されてしまった。スマホに表示される地図と、現在走る景色を照ら...

2017
14

妊婦人形の廃病院

黙々淡々と、敬意を籠めて、撮り続ける。私にはそれしか出来ない。...

2017
09

第三軍需支援司令部線 - 仁川に静かに佇む軍用線・富平線 -

地下鉄1号線と仁川地下鉄1号線の二路線が交わる富平駅(プピョン駅)から、今は殆ど使われていない軍用線がのびている。第三軍需支援司令部線。通称・富平線。最初見た時は廃線かな、と思ったけど、月に1、2回は電車が通るらしい。1938年に作られた日本陸軍の造兵廠が嘗てここにあった。1945年以降は米軍部隊が駐留したが、1970年代ソウルの龍山(ヨンサン)への移転に伴い土地は韓国へ返還。現在韓国の軍施設として使用されている...

2017
01

ドロイド医院 - かわいい病院のかわいい子 -

魑魅魍魎漫坐ニ跋扈かわいこちゃん、ピックアップ。...

2017
24

片田舎の鉱山の村・アクタラ - Countryside copper mine city Akhtala -

1日で陸路で国境を2カ国越え。相変わらず滅茶苦茶な日程の組み方に我ながら呆れる。此の足で国境を越える時の、独特の、心に吹く風の正体が未だによく分からない。後ろ髪を引かれる名残惜しさか、寂しさか、不安か、青空の高らかな美しさが返って現実の残酷さを映し出すような気がして。アゼルバイジャンからグルジア、グルジアからアルメニアと。敵対国・アゼルバイジャンからやってきた謎の亜細亜人に当然ながらアルメニア軍人...

2017
17

グルジアの餃子・ヒンカリの美味しさに感動した夜。 +草むらのヒーロー。

一期一会、廃軀を湛え。素敵な草むらのヒーローを横目に、私は山奥から首都トビリシへと向かっていた。狭い乗り合いバスに限界まで乗客を押し込み、足の痺れを覚えながら7時間ほどの行程。腹も減ったので、適当にグルジア料理を食せるレストランを探す。が、ピザやジャンクフードは見かけるも正統派グルジア料理の店はなかなか見つからない。ここかな?と思い入った店は、看板は褪色し営業中か否かもよく分からない地下のレストラ...

2017
10

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - 修繕中のカラバグアー霊廟(Karabaglar Mausoleum)

カラバグアー霊廟。それは、私がナヒチェヴァン旅行で2番目に楽しみにしていた場所だった。空模様は限りなく怪しく、暗鬱なる雲が立ち込めている。そういえば、夕方からが雨だったな。でも、なんとかなるでしょ。楽観的な気持ちで、私はカラバグアー霊廟へと向かった。首都ナヒチェヴァンから車で一時間ほどだろうか。目の前に見えた景色は。…あれ?…まさかの、修繕中だった…この霊廟は、殆ど荒れるに任せその朽ちた光景が美しい...

2017
03

ラジオライフ2017年5月号 北尾トロさんの連載『マニアッ区紳士録』で紹介されました

ラジオライフ2017年5月号、北尾トロさんの連載『マニアッ区紳士録』で紹介されました。『マニアッ区紳士録』初の女性登場となったそうです(笑)名誉です。愛おしく惚れ抜きまわっている未承認国家についてわっしゃわっしゃーと話させて頂いております。お近くの書店または通販にて。ラジオライフ2017年5月号定価710円(本体657円 + 税)A5判 並製何卒よしなに。...

2017
31

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - ノアの墓とナヒチェヴァンガラ要塞、そして美味しいランチ

「おすすめのレストランに連れてって?」タクシーのおちゃんが連れてってくれたのは、地元のカジュアルレストランだった。値段も手頃で味も良い。ここで接客をしてくださったスタッフさんが、黒人女性だった。とても珍しい。コーカサスで、しかも飛び地で私以外の有色人種に出会おうとは。それも観光客ではない。とても話しやすい素敵な女性だった。メニューがアゼルバイジャン語だけでよく分からなかったけどよく分からない中あえ...

2017
27

プリヤ・カーン - Preah Khan -

プリヤ・カーン。アンコール遺跡の一つで、その名は「聖なる剣」を意味している。仏教とヒンドゥー教の習合寺院。嘗て寺院には千人以上の僧侶が住み、それを支える荘園が与えられていた。そこで97,840人が暮らしていたという。廃墟の遺跡となった今ではなかなか想像もつかない。溶樹の繁殖や彫像の盗難による損壊が大きく、今も修復が行われているが、その生命力の象徴のような樹木の侵食は見る人見る人を魅了して止まないに違いな...

2017
21

カンボジアのバゲットサンド・ヌンパンの美味しさが突き抜けていた夜

前回カンボジアで、食べそびれたものがある。それは、ヌンパン。カンボジアのバゲットサンド(カスクルート)で、フランスパンにお店によって異なる様々な具が挟まれている。「なんかパン売ってるなーでもカンボジアに来てまでパンかー別にいいや」と前回完全スルーしていた自分を呪う。どうやらそれは、とても美味しいらしいのだ。この日は12月31日。2017年へのカウントダウンだった。テンション高く街へと繰り出す人々で溢れかえ...

2017
13

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - 山頂にある謎の要塞・アリンジャ要塞

ナヒチェヴァンには、「ノアの箱舟が漂着した伝説。」のある山がある。故に、首都ナヒチェヴァンにはノアという名前の船の形をしたレストランもある位なのだが。あれ、ノアの箱舟ってアララト山に漂着したんじゃなかったっけ伝説では…だけどトルコとアルメニアの領土問題もあって近づけないんじゃなかったっけ(実際は宗教上の理由で「近づけさせないだけ。」という話もある)…と思ったりもしたがまぁこの手の伝説はきっと何処にで...

2017
06

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - 首都ナヒチェバンの夜

ナヒチェバン自治共和国の首都ナヒチェバン。今回(も)強行日程の為昼間ゆっくりと街散策を出来そうにもない…ので、夜ちょっとで歩いてみる事にした。ホテルから街の中心部まではかなり歩く。散歩がてら行ってみよう。街は…まぁ暗い。不自然な程広い道路の割には街が暗く、人も少ない。身の危険を感じたらすぐ引き返そうと思っていたが、どうやら大丈夫そうだ。各種店舗が入るビルでもこの暗さはちょっと引く。昼間はそんな事ない...

2017
27

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - 旧ソ連時代の廃ホテルとシンプルな昼食

オルドゥバドの街を散策する。街を俯瞰出来る小高い場所があった。此処には嘗てレストランがあった。が、今はなくなり更地となった。狭く、細い、頼りなさすぎる階段の下には旧ソ連時代の廃ホテルがあった。ナヒチェバン自治共和国は、嘗てナヒチェヴァン自治ソビエト社会主義共和国だった。1920年にソ連がこの地を占領すると、ソ連はこの地にナヒチェヴァンASSRを設置しアゼルバイジャンソビエト・社会主義共和国の一部に加えた。...

2017
20

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - オルドゥバド

オルドゥバド県。ウィキペディアではそう表記されているが、正式にはオルドゥバド区(地区)、ではないのだろうか…と思いつつ。ここは世界遺産候補に挙がっている街だ。嘗てはシルクロードの重要な貿易都市として賑わい中国、ヨーロッパ、インドからの隊商が往き来した。アゼルバイジャンとトルコは兄弟国の為、言葉も、文化も、そしてお茶も似ている。トルコで飲んだお茶は世界一美味しいと感じたが、オルドゥバドのお茶はそれら...

2017
13

へたれガンダムに続く福島のガンダム?!…いや…彼の名は『グレート』…

福島のガンダム。と言ったら。へたれガンダム。まず出てくるのは、彼の事だろう。すっかり有名になってしまって…初めて見た時は某大陸にもあるのかと思ったけどまさか我が故郷福島にあるとは思いもしませんでした。しかし…福島にはまだ、『ガンダム』が存在するのです…地元からぼへーっと4号線を南下していると、唐突に見えるデカいヤツがいる。…?!ガンダム?!…のようで、ガンダムじゃない?この派手な配色のモビルスーツらしき...

2017
09

アンコールワット - Angkor Wat -

地雷を踏んだら、その時は、さようなら。その言葉に惚れ、私はその人に、地に、憧れた。アンコールワットでの初日の出。気持ち良く晴れ渡る朝。嗚呼、なんと贅沢な事だろう。アンコールワット。大伽藍と美しい彫刻を特徴としクメール建築の傑作とされ、カンボジア国旗の中央にも同国の象徴として描かれているヒンドゥー教寺院建築だ。世界遺産の為訪れる人も多い。勿論、初日の出を観に来る人たちも。正直こんなに多いと思わなかっ...

2017
06