SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル写真ブログ。

ドロイド医院 - かわいい病院のかわいい子 -

魑魅魍魎漫坐ニ跋扈かわいこちゃん、ピックアップ。...

2017
24

片田舎の鉱山の村・アクタラ - Countryside copper mine city Akhtala -

1日で陸路で国境を2カ国越え。相変わらず滅茶苦茶な日程の組み方に我ながら呆れる。此の足で国境を越える時の、独特の、心に吹く風の正体が未だによく分からない。後ろ髪を引かれる名残惜しさか、寂しさか、不安か、青空の高らかな美しさが返って現実の残酷さを映し出すような気がして。アゼルバイジャンからグルジア、グルジアからアルメニアと。敵対国・アゼルバイジャンからやってきた謎の亜細亜人に当然ながらアルメニア軍人...

2017
17

グルジアの餃子・ヒンカリの美味しさに感動した夜。 +草むらのヒーロー。

一期一会、廃軀を湛え。素敵な草むらのヒーローを横目に、私は山奥から首都トビリシへと向かっていた。狭い乗り合いバスに限界まで乗客を押し込み、足の痺れを覚えながら7時間ほどの行程。腹も減ったので、適当にグルジア料理を食せるレストランを探す。が、ピザやジャンクフードは見かけるも正統派グルジア料理の店はなかなか見つからない。ここかな?と思い入った店は、看板は褪色し営業中か否かもよく分からない地下のレストラ...

2017
10

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - 修繕中のカラバグアー霊廟(Karabaglar Mausoleum)

カラバグアー霊廟。それは、私がナヒチェヴァン旅行で2番目に楽しみにしていた場所だった。空模様は限りなく怪しく、暗鬱なる雲が立ち込めている。そういえば、夕方からが雨だったな。でも、なんとかなるでしょ。楽観的な気持ちで、私はカラバグアー霊廟へと向かった。首都ナヒチェヴァンから車で一時間ほどだろうか。目の前に見えた景色は。…あれ?…まさかの、修繕中だった…この霊廟は、殆ど荒れるに任せその朽ちた光景が美しい...

2017
03

ラジオライフ2017年5月号 北尾トロさんの連載『マニアッ区紳士録』で紹介されました

ラジオライフ2017年5月号、北尾トロさんの連載『マニアッ区紳士録』で紹介されました。『マニアッ区紳士録』初の女性登場となったそうです(笑)名誉です。愛おしく惚れ抜きまわっている未承認国家についてわっしゃわっしゃーと話させて頂いております。お近くの書店または通販にて。ラジオライフ2017年5月号定価710円(本体657円 + 税)A5判 並製何卒よしなに。...

2017
31

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - ノアの墓とナヒチェヴァンガラ要塞、そして美味しいランチ

「おすすめのレストランに連れてって?」タクシーのおちゃんが連れてってくれたのは、地元のカジュアルレストランだった。値段も手頃で味も良い。ここで接客をしてくださったスタッフさんが、黒人女性だった。とても珍しい。コーカサスで、しかも飛び地で私以外の有色人種に出会おうとは。それも観光客ではない。とても話しやすい素敵な女性だった。メニューがアゼルバイジャン語だけでよく分からなかったけどよく分からない中あえ...

2017
27

プリヤ・カーン - Preah Khan -

プリヤ・カーン。アンコール遺跡の一つで、その名は「聖なる剣」を意味している。仏教とヒンドゥー教の習合寺院。嘗て寺院には千人以上の僧侶が住み、それを支える荘園が与えられていた。そこで97,840人が暮らしていたという。廃墟の遺跡となった今ではなかなか想像もつかない。溶樹の繁殖や彫像の盗難による損壊が大きく、今も修復が行われているが、その生命力の象徴のような樹木の侵食は見る人見る人を魅了して止まないに違いな...

2017
21

カンボジアのバゲットサンド・ヌンパンの美味しさが突き抜けていた夜

前回カンボジアで、食べそびれたものがある。それは、ヌンパン。カンボジアのバゲットサンド(カスクルート)で、フランスパンにお店によって異なる様々な具が挟まれている。「なんかパン売ってるなーでもカンボジアに来てまでパンかー別にいいや」と前回完全スルーしていた自分を呪う。どうやらそれは、とても美味しいらしいのだ。この日は12月31日。2017年へのカウントダウンだった。テンション高く街へと繰り出す人々で溢れかえ...

2017
13

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - 山頂にある謎の要塞・アリンジャ要塞

ナヒチェヴァンには、「ノアの箱舟が漂着した伝説。」のある山がある。故に、首都ナヒチェヴァンにはノアという名前の船の形をしたレストランもある位なのだが。あれ、ノアの箱舟ってアララト山に漂着したんじゃなかったっけ伝説では…だけどトルコとアルメニアの領土問題もあって近づけないんじゃなかったっけ(実際は宗教上の理由で「近づけさせないだけ。」という話もある)…と思ったりもしたがまぁこの手の伝説はきっと何処にで...

2017
06

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - 首都ナヒチェバンの夜

ナヒチェバン自治共和国の首都ナヒチェバン。今回(も)強行日程の為昼間ゆっくりと街散策を出来そうにもない…ので、夜ちょっとで歩いてみる事にした。ホテルから街の中心部まではかなり歩く。散歩がてら行ってみよう。街は…まぁ暗い。不自然な程広い道路の割には街が暗く、人も少ない。身の危険を感じたらすぐ引き返そうと思っていたが、どうやら大丈夫そうだ。各種店舗が入るビルでもこの暗さはちょっと引く。昼間はそんな事ない...

2017
27

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - 旧ソ連時代の廃ホテルとシンプルな昼食

オルドゥバドの街を散策する。街を俯瞰出来る小高い場所があった。此処には嘗てレストランがあった。が、今はなくなり更地となった。狭く、細い、頼りなさすぎる階段の下には旧ソ連時代の廃ホテルがあった。ナヒチェバン自治共和国は、嘗てナヒチェヴァン自治ソビエト社会主義共和国だった。1920年にソ連がこの地を占領すると、ソ連はこの地にナヒチェヴァンASSRを設置しアゼルバイジャンソビエト・社会主義共和国の一部に加えた。...

2017
20

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - オルドゥバド

オルドゥバド県。ウィキペディアではそう表記されているが、正式にはオルドゥバド区(地区)、ではないのだろうか…と思いつつ。ここは世界遺産候補に挙がっている街だ。嘗てはシルクロードの重要な貿易都市として賑わい中国、ヨーロッパ、インドからの隊商が往き来した。アゼルバイジャンとトルコは兄弟国の為、言葉も、文化も、そしてお茶も似ている。トルコで飲んだお茶は世界一美味しいと感じたが、オルドゥバドのお茶はそれら...

2017
13

へたれガンダムに続く福島のガンダム?!…いや…彼の名は『グレート』…

福島のガンダム。と言ったら。へたれガンダム。まず出てくるのは、彼の事だろう。すっかり有名になってしまって…初めて見た時は某大陸にもあるのかと思ったけどまさか我が故郷福島にあるとは思いもしませんでした。しかし…福島にはまだ、『ガンダム』が存在するのです…地元からぼへーっと4号線を南下していると、唐突に見えるデカいヤツがいる。…?!ガンダム?!…のようで、ガンダムじゃない?この派手な配色のモビルスーツらしき...

2017
09

アンコールワット - Angkor Wat -

地雷を踏んだら、その時は、さようなら。その言葉に惚れ、私はその人に、地に、憧れた。アンコールワットでの初日の出。気持ち良く晴れ渡る朝。嗚呼、なんと贅沢な事だろう。アンコールワット。大伽藍と美しい彫刻を特徴としクメール建築の傑作とされ、カンボジア国旗の中央にも同国の象徴として描かれているヒンドゥー教寺院建築だ。世界遺産の為訪れる人も多い。勿論、初日の出を観に来る人たちも。正直こんなに多いと思わなかっ...

2017
06

不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan -

なんだかコーカサスでは、毎度毎度忙しない国境越えばかりしているような気がする。此処も彼処も彼れも此れも。その時私は、ぼんやりと空港で仮眠を取っていた。目を閉じても余り眠れず、早朝の便に備え万が一の場合があった時の為の空港泊。朝方隣に座った男性に、何処へ向かうのか尋ねられる。「ナヒチェヴァンだよ」「おお、いいね。なら、向こうの空港だね」事前に、国際空港とは別の小さな空港から飛行機は出ると聞いていた。...

2017
01

詐欺寺→ブラ寺→そして伝説へ……?? 進化する廃墟・本覚寺 その2

さて、更に奥に進んでみましょうか…(あんまり行きたくないけども)。(→前回の本覚寺はこちら)わざわざ作って、出力して、こんな所にまで持ってきて貼るって、どんな気持ちなのだろう。同行者さんはずっとドン引きしっぱなしだ。何故か天井からどら焼きがぶら下がっている。どら焼きは2つぶら下がっているのだけど、それぞれ賞味期限が違う…アップデートに訪れた際、新たにぶら下げたのでしょう。ムカデ人間っぽいタッチ。そし...

2017
24

詐欺寺→ブラ寺→そして伝説へ…??? …進化する廃墟・本覚寺

初めての廃墟が、まさかブラ寺になろうとは。この日私は、同行者に一生もののトラウマを負わせたかもしれない。「廃墟に行ってみたい」好奇心旺盛な彼は言った。普段とても世話になっている、野望と将来に満ち溢れた好青年だ。年は私とそう変わらない筈だが、私よりずっとしっかりしていて、ずっと大人びて見える。心からイケメン。そう言いきれる男性も、なかなかいないだろう。「いいですよ」どうせなら。と、バラエティに富んだ...

2017
23

第二のドバイ・風の街バクー - The beginning of the Silk Road - 外殻の富、虚無の栄華

近年オイルマネーにより急速な発展を見せる、アゼルバイジャンの首都・バクー。第二のドバイと呼ばれネット上では煌びやかな夜景近代的な高層ビルの写真が悉くヒットする。私は物事に懐疑的で、常に捻くれている。首都バクーに、どうやら日本の有名企業・東芝のエアコン工場の廃墟があるらしい。若干写真が出てくるものの場所や概要は殆どヒットしない。大体の目星は付いたものの、正直解体されている可能性の方が高い。それでもま...

2017
16

天鐵國色

皇鐡連緜 碧睛柳々...

2017
11

T水力発電所 2

萍水相逢。T水力発電所。インターネットの大海原でも殆ど情報のないこの場所。大正末期に造られた繊維産業関連の水力発電所らしい。(ふゅーりーさんのブログより)この地域は戦前、陸軍の飛行場があり工場等も多かった。小ぶりながらも妙に居心地が良く、ぼんやりと居座ってしまった。夏の季節は山蛭がいるらしいので軽く恐怖…。廃墟で様々な事はあったけど、未だに蛭は未体験。このままエンカウントせず平和に生きていきたい。...

2017
06