FC2ブログ

SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

ブダペスト中央市場 - Central Market Hall in Budapest -

前日に続き、この日もホテル近くのお店でホットドッグを食べた。ご機嫌な朝飯である。簡単に済ませ、まずは朝から廃工場を目指してみた。要件を済ませ、この日の計画を何一つ立てていなかった私はテキトウに街の中心部に行きそうなバスへと乗り込んだ。そして辿り着いたのがブダペスト中央市場。観光地とも開放している屋内にある大きな市場である。建物からして可愛い。甘い誘惑に早速負けそうになる。豊富な腸詰!異国情緒をこう...

2019
19

ハンガリーのグルメ色々 - Various dishes of Hungary -

ドナウ川遊歩道の靴を見て、街を当てもなく散歩していた。するとどうだろう、やはり腹が減る。何か、何か食べるものを……。ドーナツ屋さんに入ってみた。ふふ、甘いもの大好き。カラフルで可愛いドーナツがたくさん。ワクワクする。…ん。う●ちだ…う●ちがいる……まぁ、買いますよね。甘くて美味しいドーナツ。う●ち部分はねっちょ〜〜〜〜りあま〜〜〜〜いチョコレート味。青い色の毒々しいスイーツというものが好きで2つ目は青色の...

2019
17

ドナウ川遊歩道の靴 - Shoes on the Danube Promenade -

ハンガリーの首都ブダペスト。ドナウ川を挟んでブダ側とペスト側に分かれていおり、その川畔に佇む建造物群の美しさからドナウの真珠と呼ばれている。地下鉄の駅を出てすぐの場所に国会議事堂があった。荘厳で繊細なゴシック建築は見ても見ても飽きる事を知らない。朝、夜行列車でブダペストに到着し、ホテルに荷物を置いてから朝一番で山の上の廃病院やサナトリウムへ足を運んだが、ひとつはセキュリティが強化されもうひとつは売...

2019
17

アテネをお散歩した時のお話 - Sightseeing in Athens -

ギリシャは、言わずも知れた古代遺跡の宝庫だ。地下鉄にこうして発掘された遺跡がそのまま展示してある。日常的に遺跡が隣にある。このようなものがあるとは知らなかったので嬉しい驚きだった。足元の遺跡も見える配慮。アテネ最終日、やる事が思いつかなくなってしまったのでとりあえず観光地へと向かう事にした。そういえば、ギリシャヨーグルトをまだ食べていない。濃厚でクリーミィなその美味しさは日本だとパルテノで楽しむ事...

2019
26

ギリシャの廃レコード工場 - An abandoned record factory in Athens -

廃墟と化したレコード工場がある。そう聞きつけた私は早速現場へ足を運んだ。…が。どうやら一足遅かったようだ。そこにあった筈の大量のレコードや書類や計器やら何やらは、綺麗さっぱりと片付けられてしまった。残るはグラフィティばかり。それでも都市探索には適した場所かもしれない。中東そしてバルカン地域の市場を拡大する為にこの工場は造られた。50年以上に渡り蓄音機、レコード盤、ラジオ、そしてカセットテープを製造し...

2019
09

オリンピックの負の遺産、ギリシャの廃空港 - The abandoned airport in Greece. The negative legacy of the Olympics -

2004年、アテネオリンピック。ギリシャの財政を混迷極まる程に圧迫させた直接的原因がそこにある事はご存知だろうか。2002年、ユーロに加盟した事で資金調達を楽に行えるようになったギリシャ政府は大量に国債を発行した。アテネオリンピックを口実に新国際空港や地下鉄、高速道路などのインフラ整備を大規模に行った。実際アテネの地下鉄は分かりやすく便利だ。都市の規模感と状況に見合わぬものがあるなと感じたのは自分だけかも...

2019
07

旧ソ連の名残を感じて…駅直結ロシアのホテルにて - A Soviet Style Hotel -

この日、私は“ある場所”より帰還した。そのある場所が何処なのか…はまた別の機会に…。とりあえずモスクワの中心地にあるホテルに宿泊する為、アエロエクスプレスへと乗り込んだ。恐らく終電、危なかった。アエロエクスプレスに乗り違和感に気がついた。あれ、二階建てだっけ?二階建てのに乗るのは初めてだった。夜分遅くにも程がある為か乗客も非常に少ない。駅に着いた所で終電も終わっているだろうしな…。こうして、綺麗な電車...

2019
26

旧ソ連の残り香を感じる…ホテルキシナウ - The scent of the former Soviet Union , Hotel Chisinau -

モルドバの首都、キシナウ。旧ソ連時代の空気を色濃く残すこの街のソ連式のホテルに私は憧れを抱いた。バス停から10分ほど歩いた所だったか。場所の割に値段は控えめ。モダンではないがソ連式の格式の高さを感じる造りになっている。どうやら市内で一番古いホテルらしい。ここにソ連時代はおばちゃんが座っていたのだな…ソ連時代のホテルには各階にそのフロアの鍵を管理するおばちゃんがいたらしい。知らぬ筈のその情景が何故か有...

2019
11

5月25日より『未承認国家の肖像・アブハジア』開催します - 25.5.2019-15.6 Photo exhibition " The Portrait of Unauthorized National Abkhazia " held -

星野藍 写真展 「未承認国家の肖像・アブハジア」日本橋のego – Art and Entertainment Galleryにて写真展を開催させて頂きます。〈概要〉独立の主張がありモンテビデオ条約が定める『国家』の資格・・・領域、住民、政府、外交能力を満たし得ると考えられるものの、国際政治的な諸事情により国際社会から広く国家として承認を得られぬ国際連合加盟国となれていない事実上独立した地域の事を『未承認国家』という。旧ソ連、ジョー...

2019
05

まるで大人の遊園地…な廃ラブホテル - The Abandoned Adult Amusement Park -

2月14日。バレンタインデー。甘く蕩けるチョコレートが飛び交うであろうこの日にぴったりな廃墟を今回はご紹介。当方滅多に行く事のないラブホテルの廃墟。今回ばかりは、ちょっとどうしても行きたかった。昔のラブホテルではお馴染みのエアシューター。某ドリームランド前のラブホでは現役だったとか現役じゃなかったとか。このラブホテル、思考を凝らした部屋が多い事に注目だ。ソープなランドではお馴染みのマットも備え付け。...

2019
14

再開発迫るタルトンネ・104マウル 2 - 104 Village in Seoul, Korea -

何十年も開発の手が入らなかったタルトンネ、104マウル。日本でいう所の昭和レトロの感覚に近いかもしれない。2009年に再開発整備地域に指定されたが、2014年担当会社が辞退した為事業は一旦停止。しかし320世帯、地域全体の1/3の世帯が出て行った為多くの家屋が廃墟と化した。ふと、気配を感じたら。猫がいた。随分と人に慣れている。すりすりしてきた後屋根の上でのひなたぼっこ。外猫か野良猫か。野良猫というより地域猫と言う...

2019
05

再開発迫るタルトンネ・104マウル - 104 Village in Seoul, Korea -

登山道への案内板。ひとつだけ、英語表記が添えられていないものがある。104マウル。それはタルトンネと呼ばれる場所。高台より摺鉢のような斜面に這う街を臨む。見るからに寂れた光景に一瞬歩みが止まる。104マウルは、1960年後半の都心開発により清渓川(チョンゲチョン)等から移転を余儀なくされた人々住み着いた街だ。こうした集落、タルトンネの歴史は1950年代に遡る。日本の支配下から解放されるのも束の間朝鮮戦争勃発により...

2019
01

ボスニアの古都・モスタル - Bosnia of the ancient city, Mostar -

ボスニアの古都・モスタル。世界遺産にも指定され近年クロアチアからの旅行者も多い美しきこの街で。私は干からびていた。想定していたよりも遥かに暑いのだ。爽やかな筈の初夏、この日はものの見事な夏日であった。渇きを潤すと腹が減っている事に気が付いた。肉食べたい…。と、ナイスタイミングなところで「グリルセンター」がお目見えした。ど直球なこの名前、いいね。注文するはボスニアの伝統的肉料理・チェヴァプチチ。牛肉...

2019
30

旧ソ連の廃原子力発電所 - The Abandoned Nuclear Power Plant in The Former Soviet Union -

旧ソ連。そこはどうしてそんなにも、不可解なもので溢れているのだろう。惹かれて焦がれて追い求めて止まぬその場所へ、私は向かった。ロシアとウクライナの狭間。原子力発電所の建つこの地の土壌と同様不安定な地。1976年より着工した原発の為に、1978年には建設従事者を集める為の街が近隣に作られた。しかし、1986年。世界を震撼させる史上最悪の事故が起きる。そう、チェルノブイリ原子力発電所事故だ。これを機に改めて土壌調...

2019
19

今年3月より、郵政博物館にて写真展を開催させて頂きます 他

あけまして2つ目の記事が宣伝ですみません。実は3月にこんな催しがあります。星野藍写真展「頽廃放浪記」明治改元150年記念 企画展「THE STEAMPUNK―螺子巻奇譚―」の関連イベントとして開催して頂ける運びとなりました。スカイツリーへの観光がてら、是非お越しください。〈場所〉郵政博物館 多目的スペース〒131-8139 東京都墨田区押上1-1-2東京スカイツリータウン・ソラマチ9F〈会期〉3月16日(土)〜4月7日(日)休館日は不定期...

2019
09

謹賀新年 2019

2018年も2017年に続き相変わらずな年であったような気はしますが、何かと新しい事も色々とあり楽しいというより感慨深い不思議な年になったな、という印象であります。2019年もまた、何卒よしなに。星野 藍2019年、3月と5月に東京都内での個展開催が既に決まっているので、宜しければ遊びにいらしてくださいませ。概要追ってお伝え致します。...

2019
01

未承認国家・アブハジア自治共和国 -Аҧсны Аҳәынҭқарра- 青空と廃工場

戦争の爪痕を横目に、空ばかりが青く美しい。生まれ育ったわけでもないこの土地をただただ歩く時間が、何よりも愛おしかった。街でも村でも草原でも、この国は何処にでも牛の糞がある。首都や保養地は別だけども。廃工場の敷居内にも、「ずねぇばっこ。」のトラップが沢山あった。廃工場内の階段は、全て落とされていた。近所の子供達が遊んで怪我をしないようにする為らしい。にょきにょきした構造に魅せられ張り付く。アブハジア...

2018
25

狩りに同行させて頂いた日 2 - The day that accompanied the hunt 2 -

前編はこちらから。後編こちら、人によってはショッキングな写真が幾つも出てきます。ご注意ください。その日の狩猟は終了し、解体場へと一同は向かった。そこには既に、血抜きされ吊るされていた鹿の姿が。計2蹄。1蹄は、大きな個体が事切れる直前大暴れした際の打撃を激しく受けた為肉の状態が芳しくなかった。解体の後犬の餌にされる事だろう…。犬が仕留めた小さな猪も解体が進んでいく。まずは腹を裂き臓物を取り出す。それか...

2018
14

狩りに同行させて頂いた日 - The day that accompanied the hunt -

ひょんな事から、狩りに同行させて頂ける事になった。狩猟というものに、兼ねてから興味があった。とある展示を見てから、より一層興味を持った。狩猟は、複数人で行う。派手な色のベストを着るのは獣と間違われ撃たれないようにする為だ。猟銃というものを、こうして間近で見るのは初めてかもしれない。いや、樹海探索の時すれ違った猟師の猟銃は近くで見た…そういう話しではない。この銃に詰める事の出来る弾は2発以下。散弾銃...

2018
09

コソボの年末 - Year end of Kosovo -

2018年12月末。私はコソボにいた。年越しはコソボでしたい。そんな夢を抱いていた。大した夢でもないしくだらない事かもしれないけど、それでも自分の夢である事には変わりない。コソボへの入国は、本当に散々だった。予定していたバスは年末の為か運行しておらず、予定より5時間後に来るバスでコソボへ。席番が割り当てられていたが余り意味をなさなかった。満員どころか立ち乗り客、下の荷物入れからは犬の鳴き声がする…。クゥ〜...

2018
29

11/17(土)〜11/25(日)大阪・画廊モモモグラにて 「共産圏廃墟写真展 - 共産主義が見た夢の痕 - 」開催

来る11/17(土)〜11/25(日)、画廊モモモグラにて 「共産圏廃墟写真展 - 共産主義が見た夢の痕 - 」 を開催。共産圏独特の文化が痕跡として残る建造物の数々を展示。 当方11/23〜25在廊予定、是非お越しください。「共産圏廃墟写真展 - 共産主義が見た夢の痕 - 」 〒556-0005大阪府大阪市浪速区日本橋5丁目7-10 山田ビル405★地下鉄堺筋線「恵美須町駅」1-A、1-B出口から徒歩2分★各線なんば駅から徒歩10分open13:00 close19:00 ※...

2018
15

溶け込む不可解な日常、アルバニアに点在するトーチカ(バンカー) - Pillboxes that dot the Albania -

アルバニア。と聞いて、アルメニアと勘違いする人が自分の周りでは何かと多かったりする。ヨーロッパの東、謎の国。そこは思った以上に、色々おかしな国だった。安全だと旅人たちは言うものの、少なくともセルビアの友人は「あんな危ない場所に行くの?」と注意してきたし実際に行って感じ取った空気は…、まぁなんとも言い難いものだった。アルバニアには、嘗ての国策で大量に作られたトーチカが国全体に大量に残されている。その...

2018
25

11/25(日) 「地球お散歩 vol.1」イベントに出させて頂きます。

11/25(日)「地球お散歩 vol.1」open12:30 start13:001000円(1ドリンク別)出演/B・カシワギキョン(大阪奇食倶楽部・写真家)スペシャルゲスト:星野藍(写真家)MC:天野宇空大阪奇食倶楽部で食の探検家、写真家キョン。魔女でラブドール愛好家のB・カシワギ。偶然にも同じ時期にチェコを訪れた2人。そこに「共産圏写真展 – 共産主義が見た夢の痕 – 」を終えたばかりの写真家、星野藍を迎え、異色の3人によるチェコをはじめ、共産圏の...

2018
23

地元の廃病院 - The Abandoned Hospital in My Home Town -

私の出身地は、小さな街だ。と言うと福島県内だとそんな事ないでしょ、と言われる時もある。県庁所在地ではあるが、何もない。本当に吃驚する程何もない。何もないけど、何もある。そうは信じたいものの、どうにも目を瞑りたくなる現実の方が多い気がしなくもない。廃病院からは、福島市のシンボル信夫山が見えた。私の通学路だった。物心付く前より馴染みしかない場所。いつ、何処で、何が、どう変わっていくのか。明日は常々見え...

2018
22

2019 Communism Calender 2019年・共産主義都市探索カレンダー発売です

2019 Communism Calender!と、いうわけで発売となりました。壁掛け横位置縦位置、卓上タイプの3種ございます。【横位置】絵柄を大きく見たい方に!【縦位置】スケジュールを書き込むスペースが大きめなので、壁掛けカレンダーで予定管理をしたい方に!【卓上タイプ】コンパクトに飾りたい方へ!共産主義都市探索な光景でお部屋に彩を!ページ内にサンプル画像がございます。何卒よしなに。http://mm-style.jp/SHOP/31955.html...

2018
01

キプロスのエンターテインメント施設の廃墟 - The Abandoned Commercial Facility of Cyprus -

世界で唯一首都が南北に分断されている国、キプロス共和国。一般的にキプロス共和国を指すのは南キプロスの事で、トルコが実効支配に置く北キプロスが所謂未承認国家、というものだ。長らくイギリスの植民地にあった歴史がある。南キプロスではギリシャ語、北キプロスではトルコ語、そして両国とも英語が公用語として通じる。現在も一部、キプロスにはイギリスの統治権が及ぶ地域が残っている。実に複雑な島国だ。さて、エンターテ...

2018
01

ブルガリアグルメいろいろ2 - Delicious food in Bulgaria -

カジノが多いとある街へと流れ着いた。さくっと食事をして早く眠りたい…そんなわけでテイクアウトメインのフードコートのような雰囲気の惣菜レストランで食事をする事にした。あれもこれもそれも食べたい…が、とりあえず。葡萄の葉で肉などを包んだドルマ。あとの二つはよく分からないけどビジュアルで選んでみた。左上の揚げ物はチーズと芋をむっちり寄せ固めたものだった。焼いた卵で挟んだピラフかな…?具材はなんとレバーがぎ...

2018
25

コソボの国立図書館と廃墟と化したセルビア正教会 - Pristina National Library & The Abandoned Serbian Orthodox Church -

コソボの冬の夜明けは、静かにゆっくり訪れる。廃墟化したセルビア正教会。コソボ共和国に住むのは殆どがアルバニア系の住人で、イスラム教。セルビア系の住人は、コソボ紛争の締結後殆どが「民族浄化」の結果コソボを追われる事となった。旧市街地を抜け新市街地へ…大通りを歩いて行くと一際目を引く不思議な建物がある。国立図書館だ。箱が連なり、蔦が這うかのような奇抜なデザイン。ビザンチン建築とイスラム様式の融合、そし...

2018
11

ブルガリアグルメいろいろ - Delicious food in Bulgaria -

食べる事は、生きる事です。とある村へと、流れ着いた。この日は某所の撮影下見…と思っていたらガッツリ撮影する事となり、そしてそのまま近辺に宿泊。レストランが併設した素敵なホテル。まず頼んでみたのは、スープ。臓物のスープ!イシュケンベというらしい。牛乳とヒマワリ油、ニンニク、酢、唐辛子などで味付けされている。ガツンと臓物、ガツンとニンニク。牛乳のコク、酢の爽やかさ。素晴らしく美味しい…。ひき肉を棒状にし...

2018
10

遺棄されたコソボの遊園地 - The Abandoned Amusement Park in Kosovo -

コソボを散歩していたら、偶然遺棄された遊園地に遭遇した。ここがどうして廃墟化したのか。それは今の所分かっていない。ただ「2004」年で止まっているように伺える事から、2004年3月に勃発したコソボ暴動による影響で遺棄されるに至ったのかもしれない…。それか、同名の遊園地がそう遠くない場所にある事から単なる移転か。冬も夏も変わらず草木が生いしげり手入れされる事もなければ荒らされる事もない。小規模だが可愛らしい遊...

2018
06