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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

『コーカサスの虜』通販開始

2017年〜2018年にかけてキヤノンギャラリーで開催させて頂いた写真展『コーカサスの虜』。こちらで展示した写真をまとめたものです。展示写真+α。52ページ、A4変形、オールフルカラー。送料込。キヤノンギャラリーwebサイトより展示概要:アジアとヨーロッパの中間に位置するコーカサスの国々を、写真家、星野藍氏が写し撮りました。少数民族を多く抱えるため何百年も昔から争いが絶えず、それぞれの国が抱える未承認国や飛び地に...

2020
02

青森近代建築巡り - Modern architecture in Aomori -

数年前、青森に遊びに行った時のお話し。夜行バスにどんどこ揺られ、弘前到着後友人と合流し国登録有形文化財のスタバ・旧第八師団長官舎へ。当時午前中には売り切れになるというプリンを朝から食しぬらりぬらりと近代建築を見に行った。…と、その前に何やらカオスな美容室を発見。『やっと見つけた私の美容室』まだ残っているのだろうか…誰か髪を切って来て欲しい。友人と共に向かったのは旧東奥義塾外国人教師館。それよりも可愛...

2020
01

緊急事態宣言解除前夜 - Declare a state of emergency ... The eve -

緊急事態宣言解除前夜、街はまだ静かだった。翌日、街は少し活気が戻った気がした。昼間の人通りが増えた。飲食店のイートインのお客さんが増えた。そんな気がする。私の日常は平行線。これと言って変わらない。変わったまま、変わらない。先日友人が私の家に泊まりに来た。友人は相変わらず、相変わらずな感じだった。久々に家の近所で友人と食事をした。久々に白米があっておかずがあるタイプの定食を食べた。白米はやっぱり美味...

2020
27

モルゲッソヨに会いに行ったあの日 - BULLET MAN in KOREA(총알맨 , 모르겠어요) -

2018年平昌オリンピック開幕前、日本のインターネット界に激震が走った。韓国・平昌アルペンシアリゾートのメインプレスセンター前は各国の報道陣の集合場所になっていた。その前に鎮座するとある3体の像が話題となったのだが…。そう、“モルゲッソヨ像”だ。私はそれを見て思った。行くしかない、と。先ずは最寄りの地方のターミナルとなるバス停へ。結構な時間がかかった…2、3時間はかかっただろうか。朝8時代のバス、席はそこそこ...

2020
20

秘密の廃温泉 - The Secret Abandoned Hot Spring in Japan -

東北のとある温泉地。そこに嘗て、廃墟と化した温泉があった。地上から見えていた建物自体は解体されていたが、地下部分がなんとそのままになっていた。階段を下り中へと入っていく。地上からは想像が付かない、秘密の廃温泉。ゴールド風呂なんてものもあったらしい。この温泉地に宿泊したのは記憶もない遠い幼年期。流石にこの場所には来ていなかっただろう。遺棄されても尚温泉が湧き続ける廃温泉。自噴の湯、不老の湯。入浴料金...

2020
18

緊急事態宣言後、マスクバブルの崩壊 - Declare a state of emergency ... The collapse of the mask bubble in Japan -

コロナウイルスの騒動が始まりどれくらいの時経っただろう。気がつけばもう5月の半ばだ。何だかとても長く感じる。4月7日に発出された緊急事態宣言から一ヶ月以上が過ぎた。当初の予定では5月6日、ゴールデンウィーク明けまでだったが同月31日まで延長。しかし、このまま順調にいけば21日には東京の緊急事態宣言解除の目処が見えている。私の故郷福島では15日に解除された。しかし帰省までは、まだまだ遠い。自粛は続く。4月13日、...

2020
17

アルバニアのピラミッド『エンヴェル・ホッジャ美術館』 - Pyramid of Tirana " The Enver Hoxha Museum " in Albania -

アルバニアの首都ティラナの中心地にアルバニアの(ティラナの)『ピラミッド』と呼ばれる建築物がある。エンヴェル・ホッジャ美術館。この不思議なピラミッドは、1946年共産主義政権を成立したアルバニアの前共産主義指揮者エンヴェル・ホッジャ生誕80歳を記念して建設された。1988年に建設されるもその後は激動に飲み込まれ様々な目的で使用された。美術館、コソボ紛争の間はNATO基地、ナイトクラブ、イベントスペース。国立美術...

2020
16

澳門の造船所跡 - The Abandoned Shipyard in Macau -

マカオと言えばカジノ。そう、まず最初にカジノの煌びやかなイメージがくると思う。しかし私が行きたかったのは都会の喧騒から離れた古い村に残る朽ち果てた造船所跡だった。完全に廃墟化しているのかと言ったらそうではなく、9割廃墟化しておりごく一部分のみが可動しているような感じだ。建設されたのは1950年代、このエリアは1970年代にはマカオで最も重要な造船エリアとなっていた。ここで最後に船が造られたのは2006年らしい...

2020
11

初めてベラルーシの首都ミンスクを訪れた夜 - Minsk, the capital of Belarus -

最近は、過去の旅を思い出しては懐かしんでいる。こんなにも楽しみじゃないGWの訪れは人生の中で一度きりで十分だ。丁度一年前、私はベラルーシの首都ミンスクへと訪れていた。リトアニアの首都ヴィリニュスから、ベラルーシの首都ミンスクへ。交通手段は鉄道だ。チケットは駅で簡単に購入出来る。注意点はベラルーシビザをきちんと取得しているかという事。現在日本国籍者は空路でのベラルーシ入国はビザは必要ない。しかし陸路で...

2020
01

カオサンロードを歩いた夜 - Khaosan Road in Bangkok -

カオサンロード(カオサン通り)は、タイの首都バンコクにある有名な外国人バックパッカーの溜まり場だ。タイの若者などは日本でいうところの原宿感覚で訪れる事が多いそうで、生のフルーツジュースや手軽に食べられる様々な食べ物、パッタイや揚げ春巻きなどの屋台、衣服やアクセサリーの出店、タトゥーやタイマッサージなど様々な店がひしめいている。身分証明書の偽造や海賊版CDなどを売る怪しい店も存在しているらしい。が、と...

2020
27

2020年へのカウントダウンinモスクワ - Countdown to 2020 in Moscow -

2019年12月末。私は風邪っぴきの中モスクワを徘徊していた。年末独特の浮かれたムードは世界各国何処も変わらない。通り沿に設置された可愛いメリーゴーランド。小さな遊園地。微笑ましさに心綻ばせながら不純な私が訪れたのはモスクワの秘宝館的存在“トーチカ”。トーチカ、直訳すると点。Gスポットの事ですね(ド直球)。しかし残念ながらこの日はお休み。別な機会に訪れてみる事にしよう。若きアーティストが地下歩道の入り口前...

2020
25

上尾運動公園の「怪物すべり台」 - " The Monster Slide " Ageo Sports Park in Japan -

埼玉県・上尾運動公園。公園内の自動広場に、一度見たら忘れられない独特の遊具がある。SPOMENIKの仲間と言ってもおかしくないような、この風貌。残念ながら現在この遊具は使用する事が出来ない。訪れたのは去年2019年なので、2020年現在の様子が分からない。解体か修繕か、未確定の侭らしいが。三角形の頭。ウルトラマンの怪獣として登場しそうだ。昭和の香り漂うアート作品のようなこの遊具、蛸足のように幾つもすべり台が伸び降...

2020
23

緊急事態宣言後、マスクが命になる時代 - Declare a state of emergency ... An era when masks are life in Japan -

新大久保で闇マスクが売られている。そんな情報をインターネットで見かけた。新宿方面に用があったので、帰り道に通ってみた。緊急事態宣言が出て以来、当然休業する飲食店や小売店などは多い。休業期間は、店によってバラつきがある。4月12日まで。5月6日まで。無期限。目に付くのはこんなところだろうか。後ほどまとめて記事にしたい。政府が個人の裁量に任せているようなこの感じは、個人的には後味が悪い。こんなご時世ではあ...

2020
13

ルーマニアの黒海リゾート・コンスタンツァ - Resort facing the Black Sea " Constanta " in Rumania -

黒海に面するルーマニアのリゾート地コンスタンツァ。美しい廃墟と化したカジノを撮影する為に訪れたこの街だが、カジノの撮影日数よりゆっくり過ごす日数の方が多かった街だ。黒海と旧市街地をミナレットから一望出来るオスマントルコ領時代に建てられたマフムード2世モスク。ミナレットは47mあり、ぐるぐると狭い階段をひたすら登っていく。モスク内では頭をスカーフなどで覆う指示も特になかった。気持ちのいい海風。コンスタ...

2020
05

散り桜に霙雪 - Sleet on Falling Cherry Blossoms in Japan -

日本での日常の写真を、ブログに載せるのは何年ぶりか…。散り桜に、まさかのみぞれ雪が降った。午後には早々雪は止み、桜の儚さを一層際立てるに至った。ここ10日程、コロナウイルスの日々変わりゆく様々な状況に疲れ息抜きにと毎日桜を撮影していた。8部咲きから枯れゆくまで、撮ろうと思っていた。まさかそこで、桜の雪景色まで撮れるとは思っていなかった。この泡沫なる光景を次に見る事が出来るのは、いつになるだろう。本当は...

2020
29

モスクワでソ連を感じる… レジェンダリー ホテル ソヴィエツキー - Legendary Hotel Sovietsky -

南オセチアや猛吹雪のロシアの旅を終えた私は、無事今回の旅が完了したとほっと胸を撫で下ろした。モスクワへ戻ってきた時の安堵感。そして最後に向かったのが、レジェンダリー ホテル ソヴィエツキー。ソビエト古典主義の壮大な建物この建物はスターリンの指示のもと建設された。スターリンの一番下の息子、ワシーリー・スターリンは生涯ここに住んだという、余りにも羨ましすぎる。現在は豪華な4つ星ホテルとなり、一般大衆が歴...

2020
24

未承認国家 南オセチア共和国・アラニヤ国 2 - An Unrecognized State " Republic of South Ossetia — The State of Alania " -

南オセチア2日目。食堂は2階別室、そこで朝食となる。宿泊客は私ひとりなので、他には誰もいない…………はずだった。入室した瞬間、心臓が飛び出そうな程ビックリした。どうしてこんなに大きな編みぐるみを作ってしまったんだ!隣接するキッチンから、美味しそうな匂いが漂ってくる。バターたっぷりのミルク粥。お好みで塩胡椒。優しい味だ。ハムとトマトのオープンオムレツ。シンプルな美味しさ。編みぐるみには驚いたが、美味しい朝...

2020
22

未承認国家 南オセチア共和国・アラニヤ国 - An Unrecognized State " Republic of South Ossetia — The State of Alania " -

グルジア(ジョージア)側から見た領土問題と、ロシア(オセチア)側から見た領土問題は異なる性質を持っているだろう。今回自分は、兼ねてから行きたいと思っていた南オセチア共和国(アラニヤ国)へと足を運んだ。南オセチア、又はツヒンヴァリ地域はグルジア北部に位置するオセット人の居住地域だ。現在グルジアより事実上独立している『未承認国家』となっている。北はロシア連邦の北オセチア共和国と接しており、「北と南、分...

2020
20

チェチェン共和国の首都・グロズヌイ3 美しい夜の街並み - Grozny, the capital of the Chechen Republic, Beautiful night cityscape -

手料理を頂きゆっくりのんびり過ごしているうちに、夜になった。グロズヌイは夜景が一番美しい、とドライバーは言った。アフマド・カディロフモスク。その佇まいはイスタンブールのブルーモスクにそっくりだ。高さ62メートルのミナレットを備えたデザインのこのモスクは、チェチェン共和国初代大統領にちなんで名付けられた。ロシア最大のモスクと言われる事も多いが、実際はダゲスタン共和国のマハチカラグランドモスクの方が大き...

2020
26

ちきゅうラジオ 2/23・17時より出演させて頂きます

NHK ラジオ ちきゅうラジオ 2/23・17時、なんと出演させていただきます。スタジオ出演…!滑舌悪いけど頑張ります。よろしければよしなに。未承認国家 アブハジア...

2020
22

チェチェン共和国の首都・グロズヌイ2 チェチェンの郷土料理 - Grozny, the capital of the Chechen Republic, Local Chechen cuisine -

アフマド・カディロフ栄光記念複合施設の観光を終え、ドライバーの家へとやってきた。彼の妻と子供達、そして妻の妹と子供、とても賑やかな家庭だった。お茶やお菓子を頂きながら、のんびりと過ごす。ありがたい。本日、チェチェン料理を振る舞ってくれると言う。丸々一匹の鶏。ゴロっと大きなじゃがいも、玉ねぎ。これらはソースを作る為にあると言う。鶏を大きめにカットし、じっくりと茹でていく。主食はこのパスタともマカロニ...

2020
21

チェチェン共和国の首都・グロズヌイ - Grozny, the capital of the Chechen Republic -

イングーシ共和国の嘗ての首都・ナズランの観光を終え、次に向かうはチェチェン共和国の首都・グロズヌイ。途中深い霧に包まれ2メートル先も見えない状態となったがグロズヌイに着く頃にはすっかり晴れていた。空は曇ってはいたが。チェチェンに向かう途中もやはり所々に検問があった。しかしチェックする車はやはり無作為に選んでいるようだった。首都グロズヌイの入り口にて。ナズランで見た観光バスも停まり観光客が写真撮影を...

2020
13

イングーシ共和国 かつての首都ナズラン - Nazran, Republic of Ingushetia -

イングーシ共和国の首都マガスを後に、嘗ての首都ナズランへと向かった。観光地には複数の大型バスが乗り付けており、観光客らはこの後チェチェンへ向かうという。私も同じくそのコースだった。主にロシアからの観光客で、一組みだけ中国からの個人旅行客を見かけた。アジア人はこの地で珍しいので、なんだか親近感を覚えた。ナズランは元々はカフカス地方の典型的山間集落だった。1817年には要塞が建築され以後多数のイングーシ人...

2020
10

イングーシ共和国の首都マガス - Magas, capital of the Republic of Ingushetia -

宿泊先のウラジカフカスのホテルにて、朝食を済ませる。ああ、美味い、幸せな朝食。蕎麦の実にスメタナとチーズをたっぷりかけて。二度おかわりしてしまった。酷い風邪が一向に良くならず、しかし食欲だけは落ちない。この日はまず、イングーシ共和国の首都マガスに向かった。イングーシはロシアの北カフカス(北コーカサス)連邦管区にある共和国である。東にチェチェン共和国、西に北オセチア共和国、南にはジョージアが位置して...

2020
05

旧防空スペシャリスト訓練センター - The secret of the Soviet Union that remains in the former military city. -

旧ソ連、嘗ての軍事都市に。森の中にひっそりと。防空スペシャリスト訓練センター跡が存在している。年々、探索者や地元住人らが“お土産”として残留物を持ち去っている。そして廃墟と化した建造物の中には、リノベーションされ新たな住宅として利用されるであろう物も見受けられた。濃厚なソビエトの痕跡を見る事が出来るのはいつまでだろうか。曇空から雪が散らつき始め、帰る頃には吹雪になった。そして酷い風邪を引いたのであっ...

2020
03

万華鏡のような廃プール - The Abandoned Kaleidoscope Pool -

大雪吹雪に見舞われたその日、至る所で悪天候による交通事故、道路の封鎖、トラブル続きの中予定の倍移動時間がかかってしまった。しかしそれでも、行って良かったと思う。まるで万華鏡のような、廃プール。隣接する建物には住人がおり、お伺い立てに尋ねるとまずは寝ぼけ眼のボサボサの猫が出迎えてくれた。思った以上に天井のガラスは痛んでいた。“廃墟として”良い状態であるのも、そう長くないかもしれない。一期一会。同時にポ...

2020
30

フエの市場を行く - Go to market in Hue -

グエン朝王宮を見終えた後、ホテルに向かいがてら市場へと立ち寄った。観光客向けの土産販売のお店が並ぶ。そしてチェーのお店。私はチェーが大好きだ…ベトナムにいる間もっと食べておけばよかった…。寒天や甘く煮た豆類に芋類、果物などざっくざっく入れたベトナムのトロピカルスイーツ。暑さでぐったりとした身体に染み渡る…。具材の塩梅は店によりけり。更に奥に行くと食材店が並ぶエリアとなる。まさにフエの台所と言ったとこ...

2019
28

ベトナムの古都フエ最大名所・阮朝王宮 - Đại Nội -

阮朝王宮(グエン朝王宮)。それは古都フエ最大の名所。兎に角広い。ホテルで自転車を借りサイクリングがてらのほほんとやって来たが、思った以上の広大なスケールに驚いた。(因みに自分、見た目が鈍臭い為かリアルな友人知人に自転車に乗った話しをすると「乗れるんだ」と驚かれる事がしばしばある…悲しい…)新市街地にあるホテル街からフォーン川の向こう側を目指していく。ホーチミンより車通りも少ないのでサイクリングはなか...

2019
27

ベトナムの古都フエに眠る皇帝の墓・カイディン帝廟 - Khai Dinh Tomb -

ベトナムの古都・フエ。宿泊したホテルの朝食バイキングが凄かった。ずらり。種類が豊富過ぎるなんだこれは…。朝っぱらからフエの伝統料理もたんまりと並ぶ。今思い出すと香港料理の腸粉に似ていたかもしれない。もちぷりっ。洋食も充実。新鮮な南国フルーツもこの通り。もう、ヤバい、しか出てこない。片っ端から、盛りまくった。フエの名物である牛肉麺のブンボーフエはその場で調理し提供される。素晴らしく美味しかった。兎に...

2019
26

聖ポール天主堂跡 - Ruínas da Antiga Catedral de São Paulo -

ジリジリと肌焦がす陽の下、マカオを練り歩く。カジノの煌びやかなイメージばかりあったが、一本路地裏に入ると懐かしさを覚える景色が広がる街に親近感を抱く。街歩きの様子は次の回にて。折角マカオに来たからには代表的な観光地・聖ポール天主堂跡は抑えておこうと思った。ネットや本で見る限り壁しか残っていないようだし正直ショボそうではあるな…と思っていたが。あ、いい感じ。人多いけど。思っていたよりもカッコいい。思...

2019
03