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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

2012
11
2012
07

蒼に、堕ちる

闇より深い蒼に堕ちる煌めく星々烈の瞬き...

2012
06

松尾鉱山 薨去 伍

光華断つ白夢霧、自制亡き巨躯、蒼白に揺らぐ墓標と化す招かざる冥府の来客、迎え撃つ無音の皇終幕...

2010
18

松尾鉱山 薨去 四

真白の深淵に揺蕩い流る泪、導亡き墓標は黒檀と問われる地を這う言霊六花に埋もれ続...

2010
17

松尾鉱山 薨去 参

静寂の風琴が吹き落ちる彼の地に道標は果て、古に沈みゆく奉霊続...

2010
14

松尾鉱山 薨去 弐

想いは白妙と共に消えゆく熒火の如く続...

2010
13

松尾鉱山 薨去 壱

一色無幻の灰音に佇訃音を告ぐ、久遠の絆断と共に続あえて冬にしてみるのよさぬ北海道レポは、間に挟みながら…...

2010
12

さよならまつおちゃん 六

過去を見据え胎動を抱き指先で感じる心を辿り明日へと続く久遠の旅路にほんブログ村にほんブログ村...

2010
23

さよならまつおちゃん 伍

愚にも付かぬ愛想笑いよりも、足音立てぬ滑らかな上の空を。白菫のヨヲコ。一月早かったが、壱拾六の祝いにと彼はヨヲコにアールヌーボー調の金細工を施したミーアシャムの環を贈った。冬生まれのヨヲコに似つかわしい白妙を湛える覗き込むもの全てを真白に吸い込んでしまいそうな、環だった。ヨヲコは曖昧な表情の儘、環を左薬指にはめた。ぴったり。ぽつりと呟き。有り難う、ナトリさん。有り難う。ヨヲコが嬉しいのか哀しいのか...

2010
18

さよならまつおちゃん 四

二重の羽衣軽やかな板飴をパリポリと、移ろう睛瞬かせヨヲコはかじる。そうだ、ヨヲコは飴もよく好んだ。彼はよとヨヲコと丘陵の上白い風車を見に行った。そこでもヨヲコは板飴をかじった。水筒にたっぽり冷やし飴、冬は其れを人肌に温め。肉桂の薫りが彼女と彼の唯一の繋がり。ヨヲコに他の周防の匂いは薄々感じていたが、彼は此れといいヨヲコを責める事は無かった。夢から醒めた時、其れは全て終わるだろうと云う事を、彼はよく...

2010
17

さよならまつおちゃん 参

白菫の鏡面世界。彼は、ヨヲコ程多面的な少女を他に知らない。佰も千も億すら越えて、ヨヲコは何処にもいなかった。ヨヲコは悉く餡菓子を好んだ。金鍔、石衣、羊羹。ヨヲコは彼によくカステイラを焼いた。南蛮よりもハイカラ風味、楓蜜と月桂樹の隠し味。珈琲と食べて。オオヤミノルじゃないと嫌よ。本物より本質を知りなさい。年に相そぐわない軽やかなダンディズムとも取れる装いを知るヨヲコは魔性だ。本人死して知らずの計算霧...

2010
16

さよならまつおちゃん 弐

墓標は硝子、卒塔はアルヘイ、華には紫陽、其の言の葉堪えるは。ヨヲコは莫迦だね。彼は云う。眸に紺碧を湛え潤みに一葉、シュミィズから伸びる幽の細足で絡むヨヲコ。莫迦で結構、馬でも鹿でも無いんでしょう。だから、莫迦なんだよ。彼は亦、云う。解れ掛け生成のトーションレースを手わすら、ヨヲコはむくれる。あなたは夏野菜に日照りる蟷螂よ。九醒宮の常しえ、醴千酩の築きし楷書のよふな芯強きしなやかさ。激流に崩れぬ緩流...

2010
15

さよならまつおちゃん 壱

……2009年。参回、足を運んだ、まつおちゃん。男はね、引き際が肝心なの。しつこい男は嫌われるわよ。………好きです!!暫し続く。にほんブログ村...

2010
12

再・松尾鉱山/そして背にする栄華の彼枯

其の大きさに、背中しか向けられない僕は只の臆病者だ枯渇した栄華は嗤う嘲笑は耳を劈き心を千切る変わらぬのは空空虚で真っ新に青い只々の、空あの夜が嘘のようだきっと嘘だろうカラカラの声で嗤ってくれじゃないと、泣いてしまう暫く鉱山が、続く予感です。ガチだぜぬ。...

2010
18

再・松尾鉱山/朝靄に眠る沈黙

に、ににに、ににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににぬにににににぬににににぬににににににににににねににににになにににににににににのににににににねにににににのにににににににねににになににににぬににににねににぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ...

2010
17

再・松尾鉱山/亡國は朝焼けに掻き消える

人為等皆無眷属幾千星の下紫苑に沈む緋に煌めく至宝、混濁に澱む黒壁の咆哮同等に訪れる朝焼け、厄は平等唱歌の陽に瞳を瞑る続。...

2010
16

再・松尾鉱山/亡國に啼く言霊

再び相見える亡国の夜は、幾年焦がれる心すら凍てつく絶対零度其れは神々の悪戯か否只々に、只の、夢だ刹那の夢、寸の栄光忘らる亡者亡國に啼く言霊、游侠在れ東北三大鉱山・再会。ひたすら続。...

2010
15

松尾鉱山/リナコとサキヤマちゃん

死んでいい?10分刻みに送られてくる本文一行のメールを見て僕は思う。ああ、またいつものか。と。リナコは僕の気を引く為だけに手首を切る。リナコは僕と一緒にいたいが為だけに意味も無くわんわん泣く。リナコは僕を繋ぎ止める為だけに薬を飲む。リナコは僕と離れたくない為だけに死にたいと呟く。僕はリナコが嫌いだ。だけどリナコは僕の事が好きで僕がいないと自我を保てず僕が全てで僕に依存しないと生きていけない。僕はそん...

2009
27

松尾鉱山/続・群青色のヨヲコ

ヨヲコは誰のものでもない。ヨヲコの存在そのものが、トロンプ・ルイユかもしれない。生前ヨヲコはハッカシロップと白クローバーの蜂蜜に炭酸を注ぎ、そこに氷を入れとミントを添えたものを、よく好んで作っていた。弾けて消える清涼な沫は、ヨヲコの持つ透明感のようだった。思い返せばヨヲコの爪はいつも星瞬く群青に塗りあげられていた。好きなの?うん、泳げない空だからね。抑揚も無くヨヲコは答えた。何気なく横目で覗いたヨ...

2009
25

松尾鉱山/群青色のヨヲコ

ヨヲコのソプラノは天駆けるマリアだった。カラスが好きだとヨヲコは言った。ヨヲコの食べたフォンダンショコラ・ラズベリーソースがけは胸焼けのする味だった。真っ赤なルージュの端に当たり前のようにじっとりこびりついたチョコレィトを当たり前のように指で拭い彼の口へと押し込んだ。イレモノの無い無垢な彼をヨヲコはいつも罵倒した。そして、いつも優しくエクスタシィへと導いた。きなりいろの二ーソックスに星屑瞬く海色の...

2009
24

松尾鉱山/ポジ編

5月に行いました東北三大鉱山ツアーのお写真、ラストスパートでする。ポジフィルムを使用しました松尾鉱山さん。精密で深い余韻を残す、滑らかな肌触りをお楽しみ頂ければ幸いです。暗雲立ち篭める空ですら、天目指す煙突にとっては希望の象徴と為るのです。5月だと云うのに雪を残す此の地、流石東北…自分の地元も東北ですが…残念ながら、雪は早々に溶かされてしまいます。此の雪の上を歩いても、沈まない事が感動です。続きます。...

2009
19

松尾鉱山~終焉ノ痕・序曲~其の参

終わりだけど、終わりじゃないのです。隙間から覗く、と云う行為。枝から、木々の影から覗くと、いじらしい髪靡かぬラプンツェルか待ち人来ずの棘姫か。影はのびる。空に駆け上がる。風が強い。嬉しくなる。勇侠を彼方に見ゆ。凍てつく炎を心に灯し、ここからなら、本当に飛べそうだ。松尾鉱山~終焉ノ痕・序曲~終幕。松尾鉱山は、おNEWのちょっと素敵なポジフィルムでも撮ったので、そちらも、追って、掲載していきまする。松尾...

2009
08

松尾鉱山~終焉ノ痕・序曲~其の弐

廃墟の写真を載せがてら、今まで此処でも何度か書いた、廃墟写真を撮るきっかけや、目的だった事等含め、話していこうかと。此の話しをブログ内でするのは、これで最後にするつもり。誰かにして、って言われたらするけど(笑…そう云った意味も含め、終焉ノ痕・序曲、でもあります。私は元々、イラスト描きでした。年に何度か個展やらデザフェス出展、GEISAIに出したり、そんな活動をしていました。けど、描けなくなってしまいまし...

2009
07

松尾鉱山~終焉ノ痕・序曲~其の壱

嘗ての楽園は泪すら枯渇し、現世に留まる其の理由、なけなしの情か断ち切れぬ脆弱か夕刻は浅縹に染まり、何時しか見た黄昏等まるで上の空気紛れのように時折聞こえる足音に息を殺し見計らうは、一斤微笑む躑躅の夢詰まる言葉は流します朽ちても尚、此処は楽園松尾鉱山~終焉ノ痕・序曲~開幕。続きます故。...

2009
03

松尾鉱山~末期色に染まれ~伍

黄昏。終焉の先に在るものは。再生か、完全なる死か。此処に在るのは。死を厭わぬ、死。世の憂きにつけて、眸に突き刺さる棘に黄色い涙。過去と云う名の足枷外せぬ儘、窓から見揺る空に馳せるは永劫。天地玄黄。確かに其処は、楽園だった。松尾鉱山~末期色に染まれ~終幕*****************松尾鉱山は、他のフィルムで別な表現もりっとまるっと此からも登場。飽く無きデカタンス、滅びの儘に。お楽しみに…...

2009
01

松尾鉱山~末期色に染まれ~四

終焉は唐突として訪れる。静かに、そして残酷に。時は止まる。黄昏だけが知っている。窓から手を伸ばしても、届かない。知っている。腰を覆う黒髪を垂らしても逃げられない。知っている。あの時、逃げていれば良かった、と。口の中が灰で乾く。放つ言葉は樺茶に煤け、逸らす瞳に映える頬だけが素直に真赭。優しい嘘は朽ちても枯れぬ、動かぬ足は蜈蚣足。猩々緋に甘え過去を貪る。荒野に果つ日は、断じて近い。続きます。...

2009
29

松尾鉱山~末期色に染まれ~参

松尾鉱山~末期色に染まれ~参乾き砕け散る壁の為れ果ての上。何を思うか、錆鉄御納戸床の蓋。為す術を失い、やがて訪れる神々の黄昏、絶望の光が差し込み……(…実際は、夕焼けのような光が差し込んでいるわけではなく、時折気紛れに空が覗く、曇りの天気でした。)どうでもいいけどU1さんは某七號棟出身(謎)窓から首を出す、思いもしない素敵なこんにちは。黄櫨に泣く、泪の色は死人にクチナシ。続くのです。...

2009
24

松尾鉱山~末期色に染まれ~弐

松尾鉱山~末期色に染まれ~弐末期色、と云うのは。元来、「真っ黄色」。其の黄色過ぎる色味から生まれました当方の造語(造色?)…で、御座います。神々の「黄昏」終焉を顕すかのような、闇で覆い尽くされる直前のような、この黄色に寄せる感慨深いデカダンスは、焦がした鼈甲飴のように甘く、苦いものであります。此のお色に順次お染まり在らば、至福の極みで御座います。続きます。...

2009
23

松尾鉱山~末期色に染まれ~壱

かつて、「雲上の楽園」と呼ばれた其処は、幾何の遷ろう時の流れるまま、荒れるに任せ荒野に果つ、無機質な虚無黄昏に染まる、絶望とも取れる夕闇の色に寄せるは望郷純然為る望郷暫し游侠たる孤高をお楽しみ頂ければ、幸いです。松尾鉱山~末期色に染まれ~開幕。*こう云ったお色を出す、珍しいフィルムを使用致しました。...

2009
22