SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル写真ブログ。

8月15日は廃校の日。 - 緑の廃校 -

緑の廃校。と、呼ばれている場所はかねてから西に存在するが、東にも存在する。床が見事に苔むした、大きな木造校舎。白いワンピースを着た女の子と、望郷心を抱き北へ、東へ。雨水の浸食により屋根が腐り、床が腐り、一階はむんわりとした湿気で充ち満ちている。恵まれた偶発的環境により、苔生し美しい緑の絨毯が生まれた。ここまで見事な緑の絨毯はなかなかない。と、思う。二階は腐食こそ酷いものの日当りが良い晴れ空の下のせ...

2017
15

廃蟹と魑魅魍魎 海の聴こえる廃校 - Abandoned evil spirits of mountains and rivers school -

雲烟過眼否魑魅魍魎余韻嫋嫋海が聴こえる廃校。浪漫溢れるロケーションになる筈だった。生憎の怒涛の豪雨、荒れ狂う海に交通封鎖と為らぬか心配しかなかった。全くもって爽やかじゃない。ぬくもりある風情のある木造校舎。愛されてきたのだろう去りゆく人々の想いが綴られていた。しかし一番奥の方…そこだけは、異空間だった。明らかに、他と異なる空気。刺すような視線を背中にビシビシ感じる。背筋がぞわりとして、鳥肌が立つ。...

2017
31

リアルBIOHAZARD…? 不穏な空気漂う『バイオハザード研究所』…S工業

今から20年前。平成9年4月、動物用の血液製剤を作っていたBセンターが倒産し、同社に440頭の犬猫が置き去りにされた事件があった。Bセンター事件。血液研究の為に飼育している何百匹もの犬猫が、会社が倒産した為に生命の危機に晒されてしまったのだ。そんな事件があったとは、私は今まで知らなかった…。Bセンター施設の目的は、動物の血液採取と血液製剤の臨床実験だった。残された犬猫の中でも特にハスキーなどの大型犬が多かっ...

2017
04

詐欺寺→ブラ寺→そして伝説へ……?? 進化する廃墟・本覚寺 その3

…ブラ寺の記事を載せたら「下品!」とお母さんに説教される廃墟マニアは自分くらいしかいないような気がする今日です。本覚寺がまたも進化を遂げたという噂を聞いたので、ちょっと足を運んでみました。なんかすっきりしている…貼られていた筈のブラがない。代わりにあったのが…!?缶詰…?何やら、某廃病院から薬瓶を盗み出し、転売している人がいるらしい。その人物らしき者が晒されているようだ…2階。ブラが消えた。嘗ての張り...

2017
16

妊婦人形の廃病院

黙々淡々と、敬意を籠めて、撮り続ける。私にはそれしか出来ない。...

2017
09

詐欺寺→ブラ寺→そして伝説へ……?? 進化する廃墟・本覚寺 その2

さて、更に奥に進んでみましょうか…(あんまり行きたくないけども)。(→前回の本覚寺はこちら)わざわざ作って、出力して、こんな所にまで持ってきて貼るって、どんな気持ちなのだろう。同行者さんはずっとドン引きしっぱなしだ。何故か天井からどら焼きがぶら下がっている。どら焼きは2つぶら下がっているのだけど、それぞれ賞味期限が違う…アップデートに訪れた際、新たにぶら下げたのでしょう。ムカデ人間っぽいタッチ。そし...

2017
24

詐欺寺→ブラ寺→そして伝説へ…??? …進化する廃墟・本覚寺

初めての廃墟が、まさかブラ寺になろうとは。この日私は、同行者に一生もののトラウマを負わせたかもしれない。「廃墟に行ってみたい」好奇心旺盛な彼は言った。普段とても世話になっている、野望と将来に満ち溢れた好青年だ。年は私とそう変わらない筈だが、私よりずっとしっかりしていて、ずっと大人びて見える。心からイケメン。そう言いきれる男性も、なかなかいないだろう。「いいですよ」どうせなら。と、バラエティに富んだ...

2017
23

天鐵國色

皇鐡連緜 碧睛柳々...

2017
11

T水力発電所 2

萍水相逢。T水力発電所。インターネットの大海原でも殆ど情報のないこの場所。大正末期に造られた繊維産業関連の水力発電所らしい。(ふゅーりーさんのブログより)この地域は戦前、陸軍の飛行場があり工場等も多かった。小ぶりながらも妙に居心地が良く、ぼんやりと居座ってしまった。夏の季節は山蛭がいるらしいので軽く恐怖…。廃墟で様々な事はあったけど、未だに蛭は未体験。このままエンカウントせず平和に生きていきたい。...

2017
06

T水力発電所

山窮まり水尽く。あゝ、そういえばまだ足を運んでいない彼処は、今どうなっているのだろう。そんな好奇心を胸に、私は友人と共に川を越えた。水位の割には流れが強い。もしこれが1メートルあったなら。津波の事を想像してしまった。ウェーダーを使用する探索は何年振りだろう。最後に使ったのは東北で。紅葉がとても美しかったが大量のカメムシがいた。うっかりウェーダーに紛れ込んだ事に気がつかず東京までお持ち帰りしてしまっ...

2017
05

陶製手榴弾の墓場 - Abandoned ceramic grenade -

雑魚で在ろうと夢は見る。兵の背に、残そうぞ爪痕を。何年か前に、陶器製の手榴弾が大量に遺棄された場所がある、という話を聞き、写真を見た。そんな場所があるんだ。いつか機会があったら見に行こう。その機会が、先日漸くあった。近いようで遠い場所、遠いようで近い場所、というものは思いの外なかなか腰が上がらないものらしい。常々思う。川、というよりは湿地、というような…水量が多い時は多いらしい。一瞬貝塚の跡か何か…...

2017
01

花月園競輪場跡 参

自行车比赛衰落譚。そんなわけで、メリー・クリスマスです。今年もしかしたら、最後のブログ更新になるかもしれません。余力があればまた更新します…。そのまま良いお年をに突入しそうな勢いです。今年は、旧ソ連そしてやっぱり廃墟に染まりに染まり尽くした一年でした。来年もずっとどっぷりです、きっと。此処まで私を夢中にさせるなんて。視野が狭窄する程それしか見えない盲目の偏愛。今年も当ブログを拝見して頂き、誠に有難...

2016
25

花月園競輪場跡 弐

天のお皿に空を落としたような。今からでもすぐに、現役のトラックとして自転車を走らせられそうな。夜中、綺麗でだだっ広い其処で、ロクに見えもしない都会の星空を眺めた。生暖かい空気の初夏の匂いを感じながら、一晩中寝っころがり金平糖の数を数えた。「前に君が”都会の真空地帯”って言ったけど、まさに、こういう事を言うのかな」...

2016
21

花月園競輪場跡 壱

華の匂いも忘れた頃に。中学時代の同級生が「ここ、好きだと思うよ」そう教えてくれた廃墟だった。彼もその頃よく散歩していたらしい。大切な場所だからこそ、表に出していなかった写真。解体が決定してからは、あっという間だったかもしれない。其処に在り続けるのが当たり前だったのに、有限の日常はふと消え去る。(まだ、工事は続いているけれど)廃墟へ行く者、愛好家の多くの誰もが「秘密基地を探索する。」少年の冒険心を心...

2016
19