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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

崩壊小学校 - 序 参

赭毫碧眼 窩沁らず[ 合掌 ]...

2015
15
2015
14
2015
09

坂本小学校 - 斜陽の頃 七

翌日の放課後。Rちゃん、Sちゃん、そして勇気ある(野次馬心・怖いもの見たさ・ノリ)数名のクラスメイトで、ボイラー室へと向かった。3枚の写真と、恐らく自宅にストックしてあったと思われる“普通の”塩を持って…写真は、ボイラー室脇の砂利に埋めた。塩を撒いて、Rちゃんが言う通り「ごめんなさい」と手を合わせた。手を合わせ、目を瞑る。沈黙。と。「キャーーーーー!!」突然、誰かが叫んだ。目を開ける、誰かが走り去る、皆...

2013
12

坂本小学校 - 斜陽の頃 六

[ 続 ]「ねぇ」ミステリー新聞がはがされたその日、Rちゃんに話しかけられた。「ああ、新聞、残念だったね。面白かったのに。皆も残念がってたよ」「その新聞なんだけど」後ろから、Sちゃんも口を開く。「写真…、どうしよう」心霊写真を撮ったら、呪われる。学級文庫で一番人気の心霊本に、確かにたしかにそう書いてあった。「どうしよう…」「うーん…お父さんが心霊写真撮れた時は、ネガごと燃やせって言っていたけど…。あの本に...

2013
11

坂本小学校 - 斜陽の頃 五

[ 続 ]ミステリー係のSちゃんとRちゃんは、カメラでボイラー室を撮りフィルムを現像に出した。出来上がった写真は、今でも忘れられない。ボイラー室の窓に写る無数の顔。1枚だけではない。3枚撮れた。一際目立つのは目を見開いたように見える赤くて大きな歪んだ顔。3枚に、共通して写っていた。それを取り巻くように写る、無数の白い顔。いずれも、目を大きく開けこちらを見ているように感じる。暖かな日差し萌黄の頃、この季...

2013
10

坂本小学校 - 斜陽の頃 四

[ 続 ]小学校の旧校舎には、こんな噂があった。校舎裏にあるボイラー室がある場所は、元々馬の屠殺場だった、と。昔、使えなくなった馬を殺す場所が、ここにあったんだ、と。だからあそこには、幽霊が出る。初めてのクラス替え、僕は三年四組になった。四組だけは、イヤだったんだけどな。4と言う数字が、「死」を連想させる。四年生になったら四年四組、死ぬ死ぬだよ、最悪じゃないか。小学生らしいくだらない理由。生き物係、...

2013
09

坂本小学校 - 斜陽の頃 三

[ 続 ]T先生は依怙贔屓が大好きだった父兄からは密かに子供のお父さんに色目を使っているとヒソヒソされていたらしいいつも乳首が浮いているから誘っていると何て酷い言われよう先生は朝っぱらから開口一番「何で貴方達は言う事を聞かないの!」とヒステリックに泣きわめいたうるさかったなぁ、なんだったんだろうあれあれは我が校の汚点だよある日朝学校に来たら、教室に先生のパンツが落ちていた生成り色のレースのついた大き...

2013
08

坂本小学校 - 斜陽の頃 二

[ 続 ]何の感動もなかった小学校の卒業式皆は帰りに遊んで行こうと言っていたけど僕はさっさと家に帰ってゲームがしたかったんだあの後電話で怒られたような気がする大ッ嫌いだった6年2組あれだけ仲良しだった(はず)のクラスメイトも中学になったらただの他人ほっとした...

2013
07

坂本小学校 - 斜陽の頃 一

辻姫知らずの洟垂[ 続 ]...

2013
01

白い廃校 - ムシメヅルマシロ 4

鬼と女とは、人に見えぬぞよき終幕「虫愛づる姫君」より...

2013
12

白い廃校 - ムシメヅルマシロ 3

契りあらばよき極楽にゆき続...

2013
10

白い廃校 - ムシメヅルマシロ 2

人は夢幻のやうなる世に、誰かとまりて、悪しきことをも見、善きをも見思ふべぎ続...

2013
09

白い廃校 - ムシメヅルマシロ 1

烏毛虫の 蝶とはなるなりよろづのことどもをたづねて 末を見ればこそ事はゆゑあれ続...

2013
08

緑の廃校 - 彼の地にて廃校見ゆる 四

別にパンツが見たいわけじゃねぇ俺はパンチラが見たいんだよ(グループ魂)世の常々、諸行にて無常也。表面積当社比にて5%程しか締めぬその薄布に、僕ら万年思春期釈迦力チェリ・ヴォーイは妄想爆進煩悩の儘に翻弄され…?!世の中、罠だら、けっ!!!先生、知らない事知りたいの見えないものが見たいの教えて教えて教えて、ねぇ、先生?(相対性理論)セーラー服は戦闘服。彼の地にて、廃校見ゆる、嗚呼チラリズム。三つ折り靴下は...

2009
15

緑の廃校 - 彼の地にて廃校見ゆる 参

幾何の刻ははいぱーふりーだむ在れよ此れよと何処彼構わずおこんにちは枯茶の蔦はいやらしかよわしあさましいんべーだートリッパー薄萌葱に頬染めよゆがんゆがん崩れ落ちそうお屋根に登るよイモムシゴロゴロぱるっく赤い糸はいつだって絡み合うものです縺れ合う情事は密の味それはまるで甘夏蜜のよふな刹那でも有り下校時刻に内緒の課外授業なのですおとこんこは砂糖に群がる蟻といっしょ続くのです。...

2009
10

緑の廃校 - 彼の地にて廃校見ゆる 弐

地を這う虫の白昼散歩は腹を引き摺る校舎遊泳匍匐前進メクラボッチのヨトウムシも昼間は大層大人しいのです(…跳び箱、怖い、実は、飛べません…五段とか、もう、無理グロッキー…昔、跳び箱の上で後転したらそのまま転げ落ち、首を捻ってから、恐怖…!)(マット運動も、嫌いだよ!回ったら、立ち眩みで倒れるよ!)ひとりかくれんぼはとくいですメクラボッチは昼夜を問わず腹這疣足退化の極み続きまする。...

2009
08

緑の廃校 - 彼の地にて廃校見ゆる

と在る西日本某所にて。人里からひっそりと身を隠す、其の役目を終えた廃校を。時が止まった儘、朽ちるが儘、果てるが儘、在りの儘、全てを受け入れるが「儘」の、包み込むような優しさを感じる場所です。小学生の時は、学校なんてめんどくさくて大嫌いで、小さなプライドと立ち位置を揺るがされないように、蹴落とされないように偽笑いで必死で、毎日通うのが億劫だったけど、今になって振り返ると、何故だか知らないけど笑顔の記...

2009
07