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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

ロシアの街中に残るモザイクと一部廃墟と化した観光地 - Mosaic art and Abandoned Place in Russia(Vladivostok) -

その日、私は目的もなくウラジオストクの街を徘徊していた。午後から大雪となるらしいのでその前にとりあえず歩いておこう、と。街を歩く時は上を見上げて歩いてばかりではあるのだが、こんな時いつも好きなアニメのキャラクターたちの会話を思い出していたりする。「地球の連中って、なんで見上げるばっかりで、見下ろさないんだろ?」「地面から離れたくないからだろ」妙に何故か耳に残っている。ふと、タイルで作られたモザイク...

2021
16

ロシアと中国の国境近くに残る軍事都市跡 - Abandoned garrison on the border between Russia and China -

雲一つない晴れ渡る澄み切った青い空。終わりなき空が何処迄も続くような気持ちのいい天気。見た目だけなら。氷点下二〇度を下回る外気に晒される事は、予想以上に地獄であった。空気は乾き切り吹き荒れる風も強い。しかしそれでも行きたい場所があった。ロシアと中国の国境近くに残る軍事都市跡。20年以上前から誰も住んでいないらしいこの辺境の地は広大な敷地に作られた軍事施設だった。降り積もった雪が余りの寒さと風でそのま...

2021
25

ロシアに残る太平洋艦隊のミサイル兵器工廠 - Pacific Fleet (Russian Navy) Missile Weapon Storage (Military Architecture) in Russia -

太平洋艦隊 。太平洋上での作戦を目的としたソ連海軍、ロシア海軍の艦隊である。ソ連時代に創設された。歴史を遡ると帝政ロシア時代の伝統も継承しているがそこは省く。満州事変に伴う日本軍の脅威の増大によりソ連政府は1932年4月13日に極東海軍を創設、1935年1月に太平洋艦隊と改名した。極東各所にその痕跡が未だに残っている。この某村付近の嘗ての軍事エリアでは潜水艦や艦船用の巡航ミサイルの保管・警備を行っていた。訪れ...

2021
16

モスクワで味わう丸亀製麺のうどん - MARUGAME UDON in Moscow -

モスクワにも北朝鮮レストランがあると知った時、私の胸は高鳴った。行きたい!しかしどうも場所が分かりにくい。このショッピングモール内にあると思うのだが…。日本からモンゴルを経由しモスクワへ到着した初日、私は北朝鮮レストランを探すのに悪戦苦闘していた。もうこのショッピングモール内や周辺をかれこれ1時間は彷徨っているぞ。…あれ?…あれだ!!駐車場の片隅に北朝鮮レストランはあった。小さいよ!目立たないよ余りに...

2020
10

2020年へのカウントダウンinモスクワ - Countdown to 2020 in Moscow -

2019年12月末。私は風邪っぴきの中モスクワを徘徊していた。年末独特の浮かれたムードは世界各国何処も変わらない。通り沿に設置された可愛いメリーゴーランド。小さな遊園地。微笑ましさに心綻ばせながら不純な私が訪れたのはモスクワの秘宝館的存在“トーチカ”。トーチカ、直訳すると点。Gスポットの事ですね(ド直球)。しかし残念ながらこの日はお休み。別な機会に訪れてみる事にしよう。若きアーティストが地下歩道の入り口前...

2020
25

モスクワでソ連を感じる… レジェンダリー ホテル ソヴィエツキー - Legendary Hotel Sovietsky -

南オセチアや猛吹雪のロシアの旅を終えた私は、無事今回の旅が完了したとほっと胸を撫で下ろした。モスクワへ戻ってきた時の安堵感。そして最後に向かったのが、レジェンダリー ホテル ソヴィエツキー。ソビエト古典主義の壮大な建物この建物はスターリンの指示のもと建設された。スターリンの一番下の息子、ワシーリー・スターリンは生涯ここに住んだという、余りにも羨ましすぎる。現在は豪華な4つ星ホテルとなり、一般大衆が歴...

2020
24

旧防空スペシャリスト訓練センター - The secret of the Soviet Union that remains in the former military city. -

旧ソ連、嘗ての軍事都市に。森の中にひっそりと。防空スペシャリスト訓練センター跡が存在している。年々、探索者や地元住人らが“お土産”として残留物を持ち去っている。そして廃墟と化した建造物の中には、リノベーションされ新たな住宅として利用されるであろう物も見受けられた。濃厚なソビエトの痕跡を見る事が出来るのはいつまでだろうか。曇空から雪が散らつき始め、帰る頃には吹雪になった。そして酷い風邪を引いたのであっ...

2020
03

万華鏡のような廃プール - The Abandoned Kaleidoscope Pool -

大雪吹雪に見舞われたその日、至る所で悪天候による交通事故、道路の封鎖、トラブル続きの中予定の倍移動時間がかかってしまった。しかしそれでも、行って良かったと思う。まるで万華鏡のような、廃プール。隣接する建物には住人がおり、お伺い立てに尋ねるとまずは寝ぼけ眼のボサボサの猫が出迎えてくれた。思った以上に天井のガラスは痛んでいた。“廃墟として”良い状態であるのも、そう長くないかもしれない。一期一会。同時にポ...

2020
30

フリードリヒ ヴィルヘルム王3世 五番砦 in ロシアの飛び地・カリーニングラード - Fort № 5 "Frederick William III" in Kaliningrad -

リトアニアとポーランドに挟まれ、バルト海に面するロシアの飛び地、カリーニングラード。飛び地と聞いて興奮するのは、人間のサガだ。たぶん。きっと。カリーニングラードは元々1255年ドイツ人の東方植民によって建設された都市で、1946年まで使われていた旧名はケーニヒスベルクというドイツ語で王の山という意味を持つものであった。20世紀前半まではドイツの東北辺境の重要都市で、プロイセン発祥の地でもある。後にソ連領とな...

2019
06

ロシアのソ連&ナチスマニア?蒐集家おじさんの事務所に行ってみた - Soviet & Nazi mania collector in Russia -

ロシア某所を撮影した後だった。「ありがとうございます」管理人さんや、管理人さんを説得してくれたお兄さんたちに礼を言い、その場を離れていったのだが。「おーい」管理人さんが作業車両で追いかけてきた。「面白い場所連れてってやるから乗ってけ!」?!と、いうわけで連れてこられたのが、何だか古いアイテムが並ぶ場所…。表は整備・解体系の会社を営んでいる敷地のようだが、ここは一体…。困惑していると、陽気なおじさんが...

2019
21

ソビエトの家 - House of Soviets -

カリーニングラード。嘗てドイツ領であったロシアの飛び地。1946年まで使われていた旧名はケーニヒスベルク、ドイツ語で王の山。20世紀前半まではドイツの東北辺境の重要都市だった。プロイセン所縁のこの街の中心地に、明らかな“違和感”が存在する。ソビエトの家。元々ケーニヒスベルク城が建っていたというこの場所に、ソ連政府は社会・共産主義時代の歴史を象徴する建物が必要だと考えた。復興可能であったにも関わらず、城は無...

2019
19

旧ソ連の名残を感じて…駅直結ロシアのホテルにて - A Soviet Style Hotel -

この日、私は“ある場所”より帰還した。そのある場所が何処なのか…はまた別の機会に…。とりあえずモスクワの中心地にあるホテルに宿泊する為、アエロエクスプレスへと乗り込んだ。恐らく終電、危なかった。アエロエクスプレスに乗り違和感に気がついた。あれ、二階建てだっけ?二階建てのに乗るのは初めてだった。夜分遅くにも程がある為か乗客も非常に少ない。駅に着いた所で終電も終わっているだろうしな…。こうして、綺麗な電車...

2019
26

ポップなキャンディみたいな可愛い教会・聖ワシリイ大聖堂

チコチコと、何処からともなくコロブチカが聞こえてきそうなポップでキュートなタマネギ頭が特長の、聖ワシリイ大聖堂。ロシアの首都、モスクワの赤の広場に立つロシア正教会の大聖堂。正式名称は「堀の生神女庇護大聖堂」と云う。長い。世界遺産である。1551年から1560年にかけて、雷帝・イヴァン4世がカザン・ハーンを捕虜とし勝利、カザン征服したことを記念して建立した。ロシアの聖堂でもっとも美しい建物のひとつと言われて...

2016
12

旧ソ連一人旅、ドルマはメインディッシュ、まずはペリメニから。

最近廃墟更新しないじゃん…と、友人知人に突っ込まれる今日この頃ですが、すみません、現像が追いついていません…。暫く、旧ソ連圏をフラフラ徘徊しておりました。半分以上の血が入れ替わったような気がします。寧ろ帰ってこなければ良かった。心から此処迄思う事は初めてでした。雪に始まり雪で終わる、終始雪雪雪雪ネバーエンディング雪な凄まじい旅路ではありましたが、プロローグ・モスクワではそんな過酷な旅になろうと等全く...

2016
18