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SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

ブルガリアの放棄された劇場 - An Abandoned Soviet Theatre, Bulgaria -

まだ陽の出ぬ頃に、山羊のチーズ、トマト、キュウリ、ハム、ソーセージ、卵、ベリーのジャムにパン、一杯の珈琲。朝焼けと共に小さな町を出て、私はその劇場へとやって来た。映画も、ソビエト政権の政策の一つとして利用されていたという。この場所はソ連崩壊の1991年まで使用され、またその後も暫く通常の映画館としても機能していたようだ。今となっては朽ち果てるが侭に。チケット売り場。これといって何が残っているわけでもな...

2018
08

ソビエト時代のガラス工場の廃墟 - The Abandoned Soviet-Era Glass Factory -

バルカン山脈の山間にある、静かで小さな田舎町。全盛期には、500人は労働者たちが勤労していたこの地域も、今は過疎化が進み恐ろしく閑散としている。山間から山間へ、バルカン山脈の移動はなかなか骨が折れる。解体途中のガラス工場の廃墟は、ソビエト時代に建造されたものだ。破壊されたガラス瓶の破片が山のように積み重ねられている。廃工場の中から、男たちの声が聞こえた。挨拶と許可を伺うと、快い返事。こういった状況は...

2018
27

ブルガリアの共産党ホールの廃墟、バズルジャ - Abandoned Communist Party Headquarters " Buzludzha " in Bulgaria -

人間、皆最後は死ぬ。生きる事は孤独だ。人間群れの中でしか生きられぬものだが本質は皆独りだ。しかし死は、もっと孤独だ。死ぬ前に、生きたい場所は全て行ってから死のう。全て行ったと思っていた筈が「また」見つけてしまう、「まだ」行き足りない。仕方のない性分だ。そこは世界で最も有名な廃墟のひとつだろう。廃墟マニア、共産圏マニア、東欧好き、建築物好き…様々な趣味嗜好の人間の心を掴んで止まない。「世界四大廃墟」...

2018
26