SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

小雨の中の廃校 - Abandoned school in light rain -

細長く続く雨の日は、いつもの距離感をほんな少しだけ縮めてくれる、そんなドラマが生まれる気がする。勿論気がするだけで終わるものだけど。朝からしとしとと、長細く雨が降り続くような日だった。畑ばかりの片田舎に、そこは存在した。このまま畑に侵食されてしまうんじゃないだろうか。雨風の侵食は時と共に建築を蝕む。此処もこうして、残り続けていられるのは一つの奇跡なのではないだろうか。頭に触れそうなすれすれな高さで...

2017
28

忘れ里の廃校 - Abandoned school of forgotten places -

暑気悶々 瞬の避暑朝から三〇度を超える、猛烈夏日。山の奥だから下界より涼しい事を期待した私が馬鹿だった。密閉された(しかし所々に隙間のある)忘れられた空間は、文字通り蒸し風呂状態だった。暑い。暑すぎる。十万石って言ってる場合じゃない、気を抜くと死ぬやつだ。止め処なく汗が流れ落ちる。じんわりと、蒸される。でも、なんだろう、なんと言ったら良いか分からないけど、目を見据えた先の「瞬」の間に汗がすっと引く...

2017
21

8月15日は廃校の日。 - 緑の廃校 -

緑の廃校。と、呼ばれている場所はかねてから西に存在するが、東にも存在する。床が見事に苔むした、大きな木造校舎。白いワンピースを着た女の子と、望郷心を抱き北へ、東へ。雨水の浸食により屋根が腐り、床が腐り、一階はむんわりとした湿気で充ち満ちている。恵まれた偶発的環境により、苔生し美しい緑の絨毯が生まれた。ここまで見事な緑の絨毯はなかなかない。と、思う。二階は腐食こそ酷いものの日当りが良い晴れ空の下のせ...

2017
15

廃蟹と魑魅魍魎 海の聴こえる廃校 - Abandoned evil spirits of mountains and rivers school -

雲烟過眼否魑魅魍魎余韻嫋嫋海が聴こえる廃校。浪漫溢れるロケーションになる筈だった。生憎の怒涛の豪雨、荒れ狂う海に交通封鎖と為らぬか心配しかなかった。全くもって爽やかじゃない。ぬくもりある風情のある木造校舎。愛されてきたのだろう去りゆく人々の想いが綴られていた。しかし一番奥の方…そこだけは、異空間だった。明らかに、他と異なる空気。刺すような視線を背中にビシビシ感じる。背筋がぞわりとして、鳥肌が立つ。...

2017
31
2014
05
2014
04

モノクロームの胸懐 3 F小学校

錆鉄御納戸 波引きて[ 続 ]...

2014
27

モノクロームの胸懐 2 F小学校

舛花鈍錫パーティクル[ 続 ]...

2014
23

モノクロームの胸懐 1 F小学校

零れる粒子に塗り潰す 憶いは妟続け[ 続 ]...

2014
20
2013
27

心憶 S小学校 2

大人になってから一度も顔を合わせていない友達に会いに行くより…廃校に、会った事もないのに何故かよみがえるような懐かしい思い出に会いに行く方が、ずっとずっと、楽しいんじゃなくて、“楽”なんだ。小学生の頃、大人になるって何だろう、そう考えても答えは出なかった。今も出ていないかもしれないけど、その一つとして、様々な形の“別れ”を通過していく事もある、かもしれない。ありがとうとごめんなさいを言えない大人は嫌い...

2013
25

心憶 S小学校 1

去来心中春風と共に〔続〕...

2013
23

星を見に行く約束なんてとっくに忘れたさ / 第一回 平成24年度、廃校夏祭り

二十歳で死んだロック・スターがいた。彼は死して『英雄』となった。奴は言った「ハタチでしにゃ英雄になれるってんなら、俺は今すぐでも死んでやったさ」ハタチで死んだら英雄。自殺なら英雄。他殺なら同情お涙劇場。事故ならうつけ者。エイズならアスホール。同じく奴は言った「45歳でセミ・リタイア、糖分の海に溺れて死んでやる」「ねぇ、ほんとに45で死ぬの?」「ああ本当さ、俺に二言は無い」「彼は自殺で死んだけど言ったけ...

2012
15

あくる朝日が昇る頃、朽ち行く校舎もきっと笑う/れれ ムササビの小学校

わすれもの おとしものなくしたものはそれだけですかおんもらはびけるふるふるふるおとどけさきはどちらですか続...

2010
29