SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

尾去沢鉱山 其ノ壱

退廃に溺れる理想郷を求め、辿り着きましたは東北三大鉱山の一つ・尾去沢鉱山。…溺れまするは、自分自身でして其の余りの大きさに飲まれるが儘…無抵抗に何も出来ず…此処の凄い所は、「何処を撮ったらいいのか分からない」所。相知れぬ高揚感に、動揺します。軍艦島へ渡った時とはまた違う、幾度か廃墟を重ねてきたから抱く感情なのかも、しれません。今回尾去沢、全てモノクロでお届けします故。暫しお付き合い頂ければ幸いです。…...

2009
29

足尾/変電所跡/其の弐

花緑青の帯透ける、秘色の陽光唯の勿忘乙女の鶸萌声は、伽藍の闇に吸い込まれ足を掬う其の叫び劈き、猩々緋より赤く頬を染める素直に身を擡げ灰と化すればどんなに楽であろうか足掻きなさいな歪みの儘に藻掻きなさい瓦礫に塗れ全ては刹那の秘め事**************************次回予告でも。東北三大鉱山の一つ・尾去沢鉱山、です。よしなに…**************************...

2009
27

足尾/変電所跡

耀のくすぶる冬空の下、きしきし骨鳴る寒さに震え足を運んだ、足尾に御座います変電所跡。ヨーロピアンカラーに仕上がりました此ばかりはファッキンと嫌悪したソラリスに感謝。やはりまだまだ、使います故。一条の光、群青に届かず一条の光、芝翫を青碧に染めゆ天鵞絨は寒空に月白を望むが儘に白煉に惑わす千草に変わる淡い朝焼け芳しき舛花、華に非ず土香る空五倍子の木々見えぬ静寂に霞み白磁為す廃に溺れる濡羽は乾く事を覚えず...

2009
25

【被写体の美に非ず】Gホテル【残念ガッカリ】

残念な感じの写真しかありません、雑記です。。被写体として全く美しく撮っていませんのであしからず。ごめんなさいまし。伊豆にて。某廃墟写真を撮りモソモソ探索した帰り。まだ時間もあるし、Gホテルと云う廃墟へ行かないかと云う事になり。行ってみた。…時すでに、夕刻。「随分目立つ処にありますね」近くに寄ると、日も落ちかけていると云う事もあり、相当不気味。「(か、かえりたいかも…)」残留物。ゴミの山。何より効いた...

2009
22

白石鉱山/再会/弐

ソラリス800の陰謀により、当初予定していたU1さんの廃絵計画がアラリラホラとぶち壊され、更にはおにぅの単玉20のじゃじゃ馬娘に振り回されまくりで散々な結果に終わった白石再訪問でしたが、まぁいいか、と。見えもしないが、遠くの空は今日も青いさ。きっとね。ソラリス800。イタリー生まれの彼女はレトロ&ウォーミーな白昼夢を水面に映した淡い世界のよふに閉じこめてくれる紺色ボディに射す黄が可愛いハイ・ティーン。そんな...

2009
20

白石鉱山/再会

2009年3月。約4ヵ月ぶりに此処に訪れた。白亜の迷宮・白石鉱山。相当ゆるゆるダメッ子なフィルムを挿入し、新しく購入した単玉20mmを装着し、初めてひろーい絵を切り取ってみた。ダメッ子フィルムは、ゆるふわレトロさん。鋭い絵を撮ると意気込んでいたのにいざ出来上がったらとってもゆる系でオジサン鼻水出るかと思ったよ。3:7単玉人間の目から広角のおめめへ。楽しいーけどそればっかりで完全飲まれアララーとな。ふぁっきんソ...

2009
18

天才馬鹿・DVD発売★

久々に廃墟以外の話題でも。其の昔。出演させて頂きました舵芽衣子監督のカルト映画、「天才馬鹿」…の、DVDが、5月15日に発売致します…!U1さん、出てるよ、カエルの被りモノ被って、本名で(腐以下宣伝~♪芽衣子監督のミクチィ日記から引っ張ってきました。。メールの宛先は監督宛です。*****************************大変お待たせいたしました。5月15日DVD発売ですので、郵便振替を申し込んでい...

2009
14

清越金山/四

清越金山/四此にて、終幕。また逢いまみえる迄。柱の影からそっと覗くトロッコがレールに乗ったまま、残されておりました。此処の状態の良さには思わず恍惚の溜め息。木造の織りなす複雑な骨物語のみならず貴重な歴史をそのまま朽を待っているとは。理想的です。首を傾げる彼方が好きよとな。訪問日は、2009年3月。まだまだ緑も枯れたままで。丁度今頃は、緑芽吹いて生命に満ち溢れているかしら……上の方の、開けた場所、イノシシ...

2009
12

清越金山/参

そう云え、ば、と、ようやく半分迄伸びた爪を見る霧に霞んだ記憶を巡らせるあの時出逢った少女は今、何処でどうしているのだろう清越金山/参屈折光によっては鼠青に見える、群青のオーガンジーパニエにアンティークチックな生成色のパニエ緑青のように鮮やか且つ鈍いブラウス顔に似合わぬ琥珀色の眸をギラリと携え八重歯を光らせる彼女は「爪を剥がす痛みって、知ってる?」舌の上で一瞬で溶ける、甘く儚いグレースのように白い声...

2009
11

清越金山/弐

遠い日の約束など、とうに忘れてしまった。人間、何時だって自分に都合のいい生き物だから。最初から、望みなどしない。諦めてしかいないから。…嘘だけど清越金山/弐未だ見せられていない彼女の遺書は、気をつけなければ見つけられないような土の下にあったと云う「入り組んだ天井は、今の私の気持ちみたい。…いいえ、あの子の気持ち、だったのかも」虚ろな眸は光を潰え、黒髪の艶すら奪い生を渇望すればする程に乾きを与える慰め...

2009
08

清越金山/壱

木々が幾何にも綿密に折り重なるよふな構造は何時見ても心奪われるモノで御座います。何人たりとも敵わぬあたたかな質量は、廃墟に優しい表情を与えてくれるかもしれませぬ。生きているんだなぁと感じる瞬間。清越鉱山/壱初っぱなから罠だらけ。難しい方が正解とは限らない。鼠返しに足泥濘。昔家屋のよふですが倉庫のよふです。此処いら辺りはオプション的アレ。メインディッシュは思いの他簡単に。ちょっと拍子抜けしたアプロゥ...

2009
07

府中米軍基地跡 ~参度逢見える 其の四

トランクの中と云うモノは、意外と心地が良かったりするもんです。ドラえもんが押し入れの中で眠るのと一緒じゃないけどあの閉鎖的空間が妙な興奮作用をもたらすのでして。切りも限りも意味も無いのに闇から漏れる一寸の光を指で押さえて押さえて難点は、トランクに何かをぶつけると音が反響しすぎて耳が痛くなる事位。フタは何処いっちゃったんだろうなぁ。アレです、ピンポンダッシュは楽しいんです。へいへいぼんぼん平坦な毎日...

2009
01