新加坡共和国 -シンガポール旅行記 22
ノロノロアップしていたシンガポール旅行記もこれにて終幕です。廃墟さんを撮り終え、友人宅に戻る迄気侭にフラフラと。最後にラクサを食す。ラクサで始まりラクサで終わる旅でした。ラクサについて少々。ラクサ (Laksa) は、ガランガルやターメリックなどの香辛料が効いた東南アジアの麺料理です。中華系の子孫を意味するババ・ニョニャの料理を代表する食べ物であり、マレーシアやシンガポールにおいて一般的に親しまれておりま...
新加坡共和国 -シンガポール旅行記 21
さて…やはりここでも、廃墟にやってきました。シンガポールでは有名な、遊戯施設&映画館の廃墟です。比較的新しい国なので、日本のようにバンバン廃墟が残っているわけではないようです。他にも幾つかありますが、内部迄立ち入れるのは本土ではごく僅かかもしれません。あとはきちんと管理・施錠されております。それにしても、駅近・道路に面しているのにも関わらず全く、落書きがありません。素晴らしい。国民の民度の高さ故か...
台北、やはり裏路地と牡蠣と大根餅と。
裏路地がどうも堪りませぬ台湾。極限迄建築物や物々を使い倒すその精神、脱帽。こちらのお国のルンペンさんは、どうも移動式ハウスを持たないようです。日本より放浪心地は良いのでしょうか。丁度そう遠く無い日、台湾で高校生2人がホームレスの男性に、自分たちの糞尿を混ぜた飲料をかけるという事件が発生しましたが…台北市西門町、その現場付近です。何にせよ、同じく問題は抱えていそうです。少し歩いたら、何やらまた魅惑のカ...
台北、裏路地と猫と臭い豆腐と。
前回の台北プラリの続き。なかなかに肝っ玉の座った猫さんと暫し戯れ、うろりうろりと。都市化が年々進んでいるとは言え、使い込まれたとことん使い倒されているような素敵な建築物がわさりわさりと健在しております。昼間よりも夜に拝見する方が、壁に刻み込まれた時の重みが闇夜と共にズンと押し寄せてきそうで。ドキリと致します。この晩食べました初めての現地料理は、牡蠣麺線。麺線とは、日本のそうめんに似た台湾独自の細い...
新加坡共和国 -シンガポール旅行記 20
シンガポール、気侭な旅日記。友人が学校の課題をやらなきゃとの事で、またも一人でうろちょろと。忙しい中、中抜けして案内してくれて有り難う。さて近くに廃駅があるとの事で、見に行く事に。…きっちり管理、しかも中を工事しているらしい。警備員さんに「…駄目?」って聞いたら苦笑いしながら「駄目。」と言われた。残念。旧タンジョン・パガー駅。マレー鉄道におけるシンガポール領内唯一の旅客取扱駅だった駅です。シンガポー...
Z医院 - Tha abandoned clinic Z -
地域医療の賜物。叡智の結晶とも感じられる廃医院。昼間は太陽光のみで手術出来るよう施された硝子の天上、和と独両方の要素を取り入れた美しい折衷建築。此の儘朽ち果てるには惜しいと感じる。遺産と云う言葉の乱用と安売りは個人的に好ましくないが、此処は遺産と云うべき価値があるのではないだろうか。...
2年
黙祷。あの日から二年が経ちました。あの時は、仕事をしていて、あ、また地震だねアハハ、なんだか長いねアハハ、ハハ……ハ?!…一同騒然となり非常階段を駆け下りると、近隣の会社の方達も皆道路に出てきていて。慌てて出てしまった先輩は何も羽織らず、春先の寒い空の下でした。一時某所に避難し、iBookでAljazeeraを見ていた別な先輩が「震源は東北だ」「津波が来ている」…頭の中が真っ白になりました。父さんは。母さんは。弟は...
新加坡共和国 -シンガポール旅行記 19
シンガポール最終日。前日、アルジュニード散策後迷子になったのは、内緒の、話し。のんびりと11時頃に起床し、友人宅の近所でご飯(+おやつ)を食べに。…巨大海老ラーメン?ウロリと目に留まった華僑系のお店へ。調理しているところを硝子越しに見る事が出来ます。程なくしてお料理登場。見た目がちょっとすごい、海老のラーメン。福建麺(ホッケン・ミー)です。シンガポール、マレーシアで食べられている焼きそばの一種です。...
新加坡共和国 -シンガポール旅行記 18
さて…友人に勧められた売春街があると云う街へと降り立ってみました。何処なの、って聞くと「アルジュニードっぽい名前の駅名の近くだったはず。賃貸を探しに来た時とった宿の近くだったんだけど詳しくは忘れちゃった!」…まぁいいや、行ってみよう。夜の街に繰り出します。結果的に云うと、売春街的なあからさまにそれだと分かるような場所は見つかりませんでした。や、駅的には合っていたのですが、アタイが見つけられなかっただ...