SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル写真ブログ。

喪鷹窩 参

鷹の眸は待ち続ける[ 続 ]...

2014
30

赤坎鎮 4

堤西路旧民居(欧陸風景一条街)。赤坎鎮は、広東省の文物保護単位(指定文化財)にもなっている。堤西路の建物は1920年代から1930年代にかけて米国より帰国した華僑人らによって建てられた。帰国した華僑人が海外で見てきた建物を模して建てたのだ。建築材料は海外から香港経由で輸入したらしい。潭江には上埠橋と下埠橋という橋があり下埠橋を境に東側を堤東、西側を堤西と言う。観光客は少なく、のんびりと街中を歩き回り、建築...

2014
29

赤坎鎮 3

赤坎鎮、全体的に煤けた味のある建築物が密集する街である。裏道に入るとより一層煤けていて、歩いているだけで気持ちがほっと落ち着いて来る。メインストリートの川に沿った街並も美しいけれど、深みのある下町の方がやはり、惹かれるものがある。道々にはマスクをし箒で掃き掃除をするおばちゃんがいるけれど、全然綺麗になっていない。奇声をあげながら大きな道の左右めいっぱいふらふらと突き進む頭がこったんにおっさんとか。...

2014
28

赤坎鎮 2

碉楼の街並みが残るこの古鎮の一角に、赤坎影視城という映画の舞台となった場所がある。既存の街を改修して19世紀末から20世紀初の街並みを再現し、撮影に利用したようだ。香港映画のロケ地にも赤坎鎮はなっている。此方は20元を払い見学出来る。でも、やっぱり映画舞台として手を加えられた建築物より、生きたナマの赤坎鎮の方が断然魅力を感じるな。[ 続 ]...

2014
27

赤坎鎮 1

明らかに酒臭いバイタクのおっちゃんの後ろに、ヘルメットを渡される事なく乗り暫し風を切る。舗装されていない道路は土煙が舞い、交通量の多い道路では思わず咳き込みそうになる。畦道や人気の無い道は、気持ちがいいのだけど。ふらり、赤坎鎮と云う街へ着いた。腹はすっかり空きっ腹だった筈なのに、たった一杯の豆腐花のみで、胃袋が満足してしまった。何だろう、炒飯老麺点心排骨、肉肉しく油ぎった全力のカロリーを摂取したか...

2014
26

世 亖

不届き者すら梦の迹ロマン主義的廃墟趣味が復活する事は、もう、無いのかもしれない。廃墟趣味を堂々と掲げる者達の間では。極々少数派達は、素知らぬところへ姿を隠す。煙のように、何時しか消え行く廃墟のように。...

2014
14

世 叁

錆に微睡む苷き梦[ 続 ]...

2014
13

カンボジア南部・ケップの街

なんとなく、ゆっくりしたいな。そう思い立ち、カンボジア南部にあるケップという小さな海の街へ足を運んだ。これと言って、ナニがあると言うわけでもない。寧ろナニもないかもしれない。蟹が有名で、白い砂浜のビーチがある、海産物が美味しい海のバカンスの街。昔、フランス統治下の時代はフランス人達の別荘が建ち並び賑わっていたが、ポルポトの時代に全て廃れてしまった。でも、いい街だ。お隣カンポットはドリアンと胡椒が有...

2014
08

The Killing Fields -キリング・フィールド (チュンエク)- 5

その1。その2。その3。その4。キリングフィールドの敷地内は、慰霊塔の他には真新しい建物等はこれと言ってない。ただただに、当時の儘残され、保存されている。何も言わなければ、凄惨な歴史のある場所だったなんてきっと知る由もない。約35年前、たった35年前にあった、暗黒の時代。父は、あの頃のカンボジアは本当に凄かったと言う。もしその時代に生まれ生きていたなら、私はその場所に、行きたかった。命の保証は無い...

2014
06

The Killing Fields -キリング・フィールド (チュンエク)- 4

その1。その2。その3。硝子ケースに、何が入っているのか…近づいてみると。衣類だ…処刑された人達の、衣類が入っていた。連れて行かれた人間は、強制的に上下黒色の簡素な衣服に着替えさせられた。ケースの上には、人骨や歯が無造作に置かれている。暫し眺めていると、ちょろちょろと蜥蜴の類いが這って行った。別な硝子ケースには、大量の人骨が入れられていた。大人も子供も、無差別に殺された。殺戮に手を掛けたクメール・ル...

2014
04

The Killing Fields -キリング・フィールド (チュンエク)- 3

その1。その2。キリングフィールドの敷地内に、通称「キリングツリー」と呼ばれている木がある。木の幹にはびっちりと、布製の腕飾りが付けられている。木の周りにも、夥しい数の腕飾りが寄せ集められている。この木は、子供を打ち付けて殺す為に使用された木だ。空に目一杯手を広げるように大きくのびる枝からは、優しく力強い生命力を感じる。そんな、呪われし経緯がある等、予想だに出来ない木だ。木に隣接するのは、遺体安置...

2014
02