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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

『鹽壺日誌』販売開始しました。and『八画文化会館vol.5 特集:駅前文化遺産 ~地方都市のすがた~』に当方も寄稿致しました。

『鹽壺日誌』鹽壺から一匙の鹽を掬い舐め、世の辛みを偲び憶う。同人写真集を、刊行致しました。鹽壺日誌・第一弾は極寒の旧ソ連の記録。ロシア、アルメニア、ナゴルノ=カラバフ、グルジア、そしてトルコ。廃墟と未承認国家と豪雪と、「まだ見ぬ故郷に憶いを馳せる。」悠久なる旅路。旅の記録のフォトエッセイ・ミニ写真集。文庫本サイズで持ち運びも便利。料金は送料込み1000円。72頁。しまうまプリント様にて印刷。此方通販フォ...

2016
30

花月園競輪場跡

華の匂いも忘れた頃に。天のお皿に空を落としたような。今からでもすぐに、現役のトラックとして自転車を走らせられそうな。夜中、綺麗でだだっ広い其処で、ロクに見えもしない都会の星空を眺めた。生暖かい空気の初夏の匂いを感じながら、一晩中寝っころがり金平糖の数を数えた。「前に君が”都会の真空地帯”って言ったけど、まさに、こういう事を言うのかな」中学時代の同級生が「ここ、好きだと思うよ」そう教えてくれた廃墟だっ...

2016
19

第二のドバイ・風の街バクー 2 - The beginning of the Silk Road - 骨董品を眺め乍ら

バクーの城壁内・イチェリ・シェヘルは旧市街で、観光地化している為土産屋も多い。よく分からない骨董品から土産的土産まで。そしてホイホイ誘われるが儘に中を覗いてみた。伝統的なアゼルバイジャンの絨毯が、土産としては一番の推しなのだろうか。私はどちらかと言うとソビエト連邦時代の各種骨董品に魅入られていた。ネット上でもこの手の物〃は出回っているし、コピー品も数多く流れているだろう。が、ちょっとピンときた物が...

2016
16

第二のドバイ・風の街バクー - The beginning of the Silk Road -

アゼルバイジャン共和国。北はロシア、北西はグルジア、西はアルメニア、南はイランと国境を接し、東はカスピ海に面する、旧ソビエト連邦。首都バクーは、その風のあまりの強さから「風の街。」と言われている。原油のオイルマネーにより周辺諸国の富裕層が集まる「第二のドバイ。」とも言われている。足を運んだ友人知人が口々に「凄かった」「発展していた」「たぶん星野さん行ってもつまんないよ」と感想を漏らすもので、そして...

2016
14

Cutie on Parade - 化女沼レジャーランド -

12展に出展致しました「中川翔子のマニア★まにある」で使用して頂けた写真です。しょこたんさんや千秋さんに写真を見て頂き、その場で感想を聞けるなんて幸せ過ぎてそれだけで白米が10杯はおかわり出来そうな勢いでした。昔化女沼に訪れた時、実際に社長さんにお会いした事があります。「自由に撮っていいよ、ここ私の持ち物だから」近所の散歩人かと思いきやまさかの社長さんだったと言う。昔と今では、状況が変わってしまっ...

2016
13

夢の爪痕、うたかたなる者 - A dream scratch, and it disappeared like a bubble -

夢の爪痕、星紡ぐ夜に兵どもが、夢の跡ロイド眼鏡に 燕尾服泣いたら燕が 笑うだろう一人で歩く時は、鶴田浩二を口遊む。...

2016
12

2016年、今年も12展出展します。

毎年恒例の、「写真の忘年会。」的展示の12展。今年も出展させて頂きます。【開催日】2016年12月9日(金)・10日(土)9日 12:00~20:0010日 12:00~19:00【会場】イロリムラ[89]画廊1F・2F大阪市北区中崎1丁目4番15号TEL:06-6376-0593 (電話受付 10:00~18:00)http://irori2005.com/今年は当方、どうしても都合がつかず直接足を運ぶ事はできないのですが、遠方の地より展示の成功をお祈りしております。マニア☆まにある内で...

2016
02