不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - 首都ナヒチェバンの夜
ナヒチェバン自治共和国の首都ナヒチェバン。今回(も)強行日程の為昼間ゆっくりと街散策を出来そうにもない…ので、夜ちょっとで歩いてみる事にした。ホテルから街の中心部まではかなり歩く。散歩がてら行ってみよう。街は…まぁ暗い。不自然な程広い道路の割には街が暗く、人も少ない。身の危険を感じたらすぐ引き返そうと思っていたが、どうやら大丈夫そうだ。各種店舗が入るビルでもこの暗さはちょっと引く。昼間はそんな事ない...
不思議な飛び地・ナヒチェヴァン自治共和国 - Nakhichevan - 旧ソ連時代の廃ホテルとシンプルな昼食
オルドゥバドの街を散策する。街を俯瞰出来る小高い場所があった。此処には嘗てレストランがあった。が、今はなくなり更地となった。狭く、細い、頼りなさすぎる階段の下には旧ソ連時代の廃ホテルがあった。ナヒチェバン自治共和国は、嘗てナヒチェヴァン自治ソビエト社会主義共和国だった。1920年にソ連がこの地を占領すると、ソ連はこの地にナヒチェヴァンASSRを設置しアゼルバイジャンソビエト・社会主義共和国の一部に加えた。...
不思議な飛び地・ナヒチェバン自治共和国 - Nakhichevan - オルドゥバド
オルドゥバド県。ウィキペディアではそう表記されているが、正式にはオルドゥバド区(地区)、ではないのだろうか…と思いつつ。ここは世界遺産候補に挙がっている街だ。嘗てはシルクロードの重要な貿易都市として賑わい中国、ヨーロッパ、インドからの隊商が往き来した。アゼルバイジャンとトルコは兄弟国の為、言葉も、文化も、そしてお茶も似ている。トルコで飲んだお茶は世界一美味しいと感じたが、オルドゥバドのお茶はそれら...
へたれガンダムに続く福島のガンダム?!…いや…彼の名は『グレート』…
福島のガンダム。と言ったら。へたれガンダム。まず出てくるのは、彼の事だろう。すっかり有名になってしまって…初めて見た時は某大陸にもあるのかと思ったけどまさか我が故郷福島にあるとは思いもしませんでした。しかし…福島にはまだ、『ガンダム』が存在するのです…地元からぼへーっと4号線を南下していると、唐突に見えるデカいヤツがいる。…?!ガンダム?!…のようで、ガンダムじゃない?この派手な配色のモビルスーツらしき...
アンコールワット - Angkor Wat -
地雷を踏んだら、その時は、さようなら。その言葉に惚れ、私はその人に、地に、憧れた。アンコールワットでの初日の出。気持ち良く晴れ渡る朝。嗚呼、なんと贅沢な事だろう。アンコールワット。大伽藍と美しい彫刻を特徴としクメール建築の傑作とされ、カンボジア国旗の中央にも同国の象徴として描かれているヒンドゥー教寺院建築だ。世界遺産の為訪れる人も多い。勿論、初日の出を観に来る人たちも。正直こんなに多いと思わなかっ...
不思議な飛び地・ナヒチェヴァン自治共和国 - Nakhichevan -
なんだかコーカサスでは、毎度毎度忙しない国境越えばかりしているような気がする。此処も彼処も彼れも此れも。その時私は、ぼんやりと空港で仮眠を取っていた。目を閉じても余り眠れず、早朝の便に備え万が一の場合があった時の為の空港泊。朝方隣に座った男性に、何処へ向かうのか尋ねられる。「ナヒチェヴァンだよ」「おお、いいね。なら、向こうの空港だね」事前に、国際空港とは別の小さな空港から飛行機は出ると聞いていた。...