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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

未承認国家・アブハジア自治共和国 -Аҧсны Аҳәынҭқарра- 青空と廃工場

戦争の爪痕を横目に、空ばかりが青く美しい。生まれ育ったわけでもないこの土地をただただ歩く時間が、何よりも愛おしかった。街でも村でも草原でも、この国は何処にでも牛の糞がある。首都や保養地は別だけども。廃工場の敷居内にも、「ずねぇばっこ。」のトラップが沢山あった。廃工場内の階段は、全て落とされていた。近所の子供達が遊んで怪我をしないようにする為らしい。にょきにょきした構造に魅せられ張り付く。アブハジア...

2018
25

狩りに同行させて頂いた日 2 - The day that accompanied the hunt 2 -

前編はこちらから。後編こちら、人によってはショッキングな写真が幾つも出てきます。ご注意ください。その日の狩猟は終了し、解体場へと一同は向かった。そこには既に、血抜きされ吊るされていた鹿の姿が。計2蹄。1蹄は、大きな個体が事切れる直前大暴れした際の打撃を激しく受けた為肉の状態が芳しくなかった。解体の後犬の餌にされる事だろう…。犬が仕留めた小さな猪も解体が進んでいく。まずは腹を裂き臓物を取り出す。それか...

2018
14

狩りに同行させて頂いた日 - The day that accompanied the hunt -

ひょんな事から、狩りに同行させて頂ける事になった。狩猟というものに、兼ねてから興味があった。とある展示を見てから、より一層興味を持った。狩猟は、複数人で行う。派手な色のベストを着るのは獣と間違われ撃たれないようにする為だ。猟銃というものを、こうして間近で見るのは初めてかもしれない。いや、樹海探索の時すれ違った猟師の猟銃は近くで見た…そういう話しではない。この銃に詰める事の出来る弾は2発以下。散弾銃...

2018
09