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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

ブロニカ

2011
31

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その先辿り着いて何を知った
雲を掴む事と一緒 足場も無いから空に溺れ死ぬ


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「いつもね、気がつくと、自分のほしくないものを買っているんだ」
「欲しかったはずのもの、あったはずなのに」
「…」
「今着ている服だって、本当は欲しくなんかなかった」


「止まらないの、気がつくと、真夜中なのに菓子パン5個位一気に食べてる」
「でもね、いい事思いついたんだよ、太らない方法」
「吐くの」
「あ、でもね、喉に手を突っ込むとかはしないよ、食道荒れるのいやだから」
「口に入れて、噛んだら、そのまま飲み込まないで、吐くの」
「そうすれば、傷つかないでしょ?」




傷つかない、なんてのは、嘘だ。
絶対に嘘だ。
でも、言えなかった。怖くて。
私も一緒だったから。
彼女と私は、鏡写しだった。
彼女は、私だったかもしれない。
もし、言っていたら、少しは何かが変わっていたのかも、
かも、しれない。


森の入口は迷いの入口
森の出口は迷いの出口


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彼女の、夢を見た。
新宿南口の階段で、大きなテレビスクリーンに映し出される陳腐な女優なんか
比べ物にならない程、高潔な、彼女の好きだった小説のキャラクターの、
左右比対称な笑いを浮かべながら、彼女は。
そこにいた。
場面変わり、そこは横浜だった。広がる芝生、木々に青空。響くは銃声。
「戦争に行くの」彼女は言った。
「あ、でも大丈夫、たぶん、生きて帰ってくるんじゃないー?」
其の綺麗な顔立ちからは想像出来ない、相変わらず間延びした、
間の抜けた口調で、
「じゃ、いってくるねー」
と。
彼女は、また、消えた。


あんなに近くに感じていたのに、骨になった時から、何も感じなくなった。
骨になった時から、彼女は本当に消えた。
いつか、また、何処かで会えると、宛も無く思っては、いたけれど。
こんな再会じゃなぁ。


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3 Comments

茶飯  

No title

えええ、あそこ上に上がれたのですか。
板の枚数に圧倒されて気がつかなかったなぁ。勿体無い。

2011/03/31 (Thu) 10:45 | EDIT | REPLY |   

ooxo  

おひさ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

元気っすか?
また、お茶でもしましょうねん(^O^)/

2011/04/01 (Fri) 10:02 | EDIT | REPLY |   

星野  

No title

ちゃめしさん>
うふふ、登ってはいないのですよ。この角度で撮れる場所から
撮っただけなのです。
登るのは…ちょっと怖いかな(笑


おおおさん>
どうもです!なんとか元気ですよー。
お茶、しましょうー前みたいな事態にはならないと思うので(笑
また後ほど!

2011/04/03 (Sun) 02:49 | EDIT | REPLY |   

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