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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

金色の西日に照らされ、誰が為に鐘は鳴る

2011
14
「小さな頃、あそこにだけは行くなと言われていたんだ」
「たぶん、今回のその事と関係があると思う」
「一緒に来る?正直一人じゃ怖いんだ。
何がいるのか分かって行く事程怖いものはないんだ」
「そうだね、行こうか」


「気がついたら森に迷い込んでいた。
いつも歩いている道を少し逸れただけだったはずなのに、
知らない景色が広がっていた。
そして上から、沢山の蜘蛛が降って来たんだ。
逃げ場も無い程びっしりと、蜘蛛に取り囲まれた。
ひゅぅと背筋の凍る風が吹いて、恐怖で頭が爆発した。
大量に絡まる蜘蛛の巣等構いもせずガムシャラにそこから
逃げ出したんだ」


「ねぇ、懐かしいね」






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「いつか訪れるであろう、それは仕方の無い事だけれど
それでも死と言う現実は、叩き付けるには余りに残酷な事だよ」

「あなたは『お前は死に限り無く近い場所にいる』と言ったけど
あなた自身の事だったんですね」






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