2011.08 ジャイサルメール旅行記2 2日目・デリー2
ちまちま、ジャイサルメール旅行記、書き連ねてゆこうと思います。
前回の旅行記は下記より。
2011.08 ジャイサルメール旅行記1 1,2日目・デリー
2日目・デリー。
まず最初にやってきたのは、クトゥブ・ミナール。

ニューデリーの南郊外約15km、一際大きな塔が見えます。
1200年頃にクトゥブッディーン・アイバクの命で建造されたこのミナレット
(モスクに付随し、礼拝時刻の告知(アザーン)を行うのに使われる塔の事)は、
72.5mの高さ、基部の直径は14.3mを誇り、世界で最も高いミナレットとなっております。
これでも地震や落雷などで先端が崩れたものを修復したもので、
当初は100mほどの高さがあったようです。

内部には378段の階段があり、以前は先端部まで上ることが出来ましたが、
1982年、照明が消えたことでパニックになった修学旅行中の少女たちが階段で将棋倒しになり、
十数名が死傷する惨事があって以来内部への立ち入りは禁止されたようです。

塔のすぐ脇に破壊したヒンドゥー寺院の石材を用いて建てられた
インド初のモスク、クワットゥル・イスラーム・マスジットがあります。
赤砂岩で築かれた弛み無き装飾模様…気が遠くなる程美しいです。


そして中庭には、チャンドラヴァルマンの柱。
デリーの鉄柱、はたまた単に鉄柱と呼ばれるのが普通です。

こちらアショーカ王の柱の一つで、グプタ朝時代(4世紀)に造られたとされています。
100%に近い99.72%という高純度鉄、オーパーツの一つでもあります。
地上部分は1500年以上の間錆が内部に進行していませんが、
地下部分では腐食が始まっているようです。
表面にはサンスクリット語の碑文が刻まれており、
直径は約44cm、高さは約7m、地下に埋もれている部分は約2mもあります。重さは約10トン。

敷地内には可愛いリスさんがちらりちらり。

野犬さんもちらりちらり。
基本、皆、フリーダムです。
一番驚いたのが、ベンチの脇で唐突に、普通に綺麗な身なりの、サリーを纏った中年女性が、
突然しゃがみこみ、そのまま、放尿を始めた事です…
…
…え?!!!
ここ、観光地、だよ、ね、、、
てゆか思いっきり見える場所、だし、
え、芝生に放ってるし、
犬の縄張りか…?!
放尿しなければ教養のありそうな普通の女性に見えるのに、
ええええええええええええええ
思考が、一瞬、暫く、停止、しました。

インドでは、公衆トイレを数える程しか見なかったような気がします(1、2回のような…)
基本、皆、野に放つ、の、かな………?
まぁ、インド、熱いし、汗ばかりかいて余り尿意催さないし、うん、うん、
公衆トイレ少ないのも、仕方ないよね。。。
そんなわけで続きます。


