2011.08 ジャイサルメール旅行記6 2日目・デリー~3日目・電車で移動中1
コミケが終了致しました。その件は、また別記事にて。
さて、まだちょぴっと続くデリーのお話し。
過去旅行記はこちらから。
2011.08 ジャイサルメール旅行記1 1,2日目・デリー
2011.08 ジャイサルメール旅行記2 2日目・デリー2
2011.08 ジャイサルメール旅行記3 2日目・デリー3
2011.08 ジャイサルメール旅行記4 2日目・デリー4
2011.08 ジャイサルメール旅行記5 2日目・デリー5

オールドデリー駅に、やってきました。
ジャイサルメールへは、こちらから寝台列車でなんと約17時間もかかります。

なんだかたまらんわんこ様…
インドの野犬さんは、基本スマート&スポーティーです。

余裕を持って駅に来たので、電車が来る迄まだまだ時間があります。
地べたに座ってあまーいマンゴージュースを飲んだり(インド人、基本、何処でも、
座る、駅で、寧ろ、駅構内で普通に寝そべって、すやすや平常にお眠りなさっている)、
ぼへーっとしていると、なんだか自分達の周りに人だかりが出来てゆく……
上野動物園のパンダを見つめるが如く、インド人から浴びる熱い熱い視線…
日本人が珍しいのか、旅行者が珍しい(…って事はないよなぁ)のか知らないけど…
やたらとじーーーーーーっと見てくる、まっすぐ見つめてくる、こちらが見返しても
とにかく見つめてくる………
そして現れた謎のオヤジ…

彼は友人のトレッキングシューズを半ば強引に所望し、
何故か靴磨きで湛然に磨き始めました…
黒々艶々、美しくなるトレッキングシューズ…や…それ、こう云う靴にやるもんじゃないべ…w
や、綺麗にはなってるんだけどさ…w
…と、人だかりに気がついたのか警備員?警察??…なんだか分からないが別なオッサンが現れ、
自分達の周りの人だかり・靴磨きのオヤジ共を蹴散らしてゆく…
……
靴磨きオヤジは、警備オヤジがいなくなると、アタイ達の元へ戻って来て、
チップを当然のように要求してきた。い、いらないって靴磨く前は言ったのに…w
いやいやタダって言ったんだからやらないよ?もめていると、再び警備オヤジ登場、
靴磨きオヤジを蹴散らす……あ、ありがとう…
そして別な所から現れたお兄さん、「ジャイサルメール行きならそろそろホームへ行った方がいいよ」
と声を掛けてくれました。
…

ホームへ行く時間はまだあったけど、もしかしたら、これ以上駅前でめんどう事に巻き込まれる事を
懸念し言ってくれたのかもしれない…?
偶然か必然か、全く分からないことが次々起きます…
電車のホームは…、言い方悪いが、なんだかう○こ臭かった(笑
線路に濁った水が溜まり、ゴミがポイッポイ捨てられ、溜まっています。
これらが悪臭を放つのか…
そしてホームにも普通に野犬がいます。

ボヘーっと待っていると電車が来ました。
エアコン付きの寝台列車、A/C 2段寝台 A/C 2-Tier Sleeper(2A)。
最初はちょっと狭いかな?と思ったけど、でも慣れるとなかなか快適。飛行機より全然楽です。
インドの電車は、なんだか日本の電車より、人々の息吹を感じるような気がします。

電車、なんとドアが空きっぱなし!
外に身を乗り出し写真を撮る事が出来ます。日本では出来ない、嬉しい体験。
風が気持ちいい、けど。
ゴミ。

…ゴミが、線路の周りにポイポイ大量に捨てられています。
なんと、電車内のゴミ箱に捨てる・ゴミをお持ち帰りするなんて風習はなく、
プラスチックでもアルミでもビニールでもなんでもかんでも、
彼らは窓や解放されたドアから投げ捨ててしまうのです。

昔は、ゴミも、投げ捨てても自然に分解してしまうもので作られていたけど、
今は自然に還らないゴミばかり…
それすら知らない人達が沢山いる。「ゴミ収集車」と云うものが、「分別」と云う概念が、
ここではないみたいです。(でも、デリーの街中で、一台だけゴミ収集車を見たような気がする…
記憶が定かでは在りません、ごめんなさい)
日本では当然の事が、ここでは、当然ではないのです。

カルチャーショックを受けつつも、
やはり腹は減るものでして。

車内にやってきた売り子さんから、お弁当を買います。
なんか…ピラフ的な物体です。
表面にある茶色くてでっかい物体は、訳の分からない酸っぱい味がしました。…野菜?
ピクルス的な物…?ちょっと、慣れぬ味に困惑。
インド式トイレ、ボットンの先は、線路でした。
インドの線路には、糞尿垂れ流し、なのです。
それにもまた、驚きを覚え。
車内に鼠がウロチョロ、吃驚したけど、ちょっと可愛い…
様々なショックを受けながら、眠りにつきます。

朝5時に一度目をさましました、が、2、3度眠りを繰り返し、8時位にしっかりお目覚め。
ジャイサルメール迄あとちょっと。
続く。


