2年
2013
11
黙祷。

あの日から二年が経ちました。
あの時は、仕事をしていて、あ、また地震だねアハハ、なんだか長いねアハハ、
ハハ……ハ?!
…一同騒然となり非常階段を駆け下りると、近隣の会社の方達も皆道路に出てきていて。
慌てて出てしまった先輩は何も羽織らず、春先の寒い空の下でした。
一時某所に避難し、iBookでAljazeeraを見ていた別な先輩が「震源は東北だ」
「津波が来ている」…頭の中が真っ白になりました。
父さんは。母さんは。弟は。ろんぴーは。お婆ちゃんは。従兄弟は。友達は。
小学1年生の頃、同級生とふざけて、
「福島は東京の為に原発から電気送ってるんだよ」
「うわー、東京やだねムカつくね」
「原発、爆発したら皆被爆して死ぬんだよ」
「嘘だ!怖い!」
「真っ赤な爆風が来て皆皮膚がただれて死ぬんだ」
「でもここは大丈夫でしょ?」
「原発から100km内だから死ぬよ!でも一瞬だから大丈夫だよ」
本当にこんな会話をしていた事を、あの時真っ先に思い出していました。
(小学生の想像力での話しなので、非常にアレですが)
あの会話をした夜、とても怖かった事を覚えています。
…沢山の事があったし、まだまだあると思う。
絶対に忘れられないし、忘れるわけがない。
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