SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル写真ブログ。

72のアオ ほ

2013
27

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気がついたら、絶対に「泣けない立場」になっている。
先頭に立つわけじゃないけど引っ張らなくてはならない。私が崩れたら、全てが崩れる。
もう、慣れたから全然構わないし、そんな事で後ろ向きでメソメソするような歳でもないのでどうでもいい。
強くなりたいと、剣になりたいと強く願ったのは、自分自身だ。


学校の授業以外でデジタル一眼を手にし、プライベートで初めてデジ一で写真を撮ったのは、葬式の時だった。
同じ歳の従姉の葬式だった。
叔母も叔父も祖父も祖母も父も母も、誰も出来なかったのだろう。
叔父のデジ一を渡された。「マキの為に写真を撮ってくれ。頼む」
葬式の様子、顔見知りの元同級生、元恩師、私の知らない彼女の友人達、知らない親戚。
そして、あいつの死顔。
花に包まれて、眠っているように、本当に美しかった。
同じ高校同じクラスになった時、他の友達に「マキちゃんって本当に美人だね」と言われる迄身近すぎて全然気がつかなかったけど、初めてその時気がついて。自分との差に初めて気がついて、結構ショックだった。影で笑われた事も知っていた。同じ血が流れているのに、どうしてこんなにも違うんだろうね、と。
けど、美人だけどそれを鼻にかける事もなくいつもマイペースで、何か言動がおかしくて妙ちくりんな事ばかり言っていて、兎に角変わっていたあいつが大好きだった。
憧れは、憧れの儘、灰となった。
私は泣けなくなったけど、でも、愛する人がいる、それは死んでも生きても変わらない。




自分が廃墟を撮るようになる、7ヶ月前の、お話。









[続]



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