去年の秋、広島へ行った時の話し 3
2014
30
重要無形民俗文化財。
衣食住、生業、信仰、年中行事などに関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術など、人々が日常生活の中で生み出し継承してきた無形の民俗文化財のうち、特に重要なものとして国が指定したものである。この指定制度は、1975年の文化財保護法の改正によって実現し、1976年5月4日に第1回として30件が指定されて以来、2014年3月10日現在で、合計286件が指定されている(wikiより)。

ここ庄原は、神楽が盛んな地である。
比婆荒神神楽(ひばこうじんかぐら)と云い、比婆郡の東部で行われる本山三宝荒神(もとやまさんぽうこうじん)をまつる祖霊信仰の神楽である。
神楽とは、日本の神道の神事において神に奉納するため奏される歌舞の事である。

みこっちは、神楽が大好きだ。
力強い太鼓の音は、3歳の男の子が奏でているとはとても思えない迫力がある。
その舞は本当に鬼の魂が宿ったかのようだ。

命、と云う名前も、此の地に導かれたのも神楽と出逢ったのも、何か不思議なものを感じる。
ちなみにみこっちは、ヤマタノオロチの演目が一番好きだそう。

野菜たっぷりの、しっかり朝ご飯。
自家製の納豆は大粒の大豆、まめまめしくて美味しい。

ぴーすけはおちゃめでとっても賢い子。

黒猫のみーちゃんは、とってもおとなしくて撫でられるのが好きな子。

あったかいストーブの下がお気に入りみたい。

年期の入ったランドセルは、前に住んでいた方がそのままにしていった物のようです。

お掃除は箒でサカサカと。
みこっち、ずっと神楽をしています。
この季節、隙間からカメムシがわさりと入ってきます。
いっぱいいるから、この冬は雪が沢山降るんだろうな…と思ったら、本当に沢山降りましたね。東京でも。

お掃除が終わったら、お歌を謳ったりお話ししたり、のんびりと。


午後からおでかけ。
この辺りは林檎園が盛んだったりする。
広島で林檎。この時初めて知った。とても意外。
庄原は広島の北海道と云われているらしく、冬はしっかりと厳しい地域だ。
庄原の林檎はとても美味しく、その殆どが地元周辺で消費されてしまい外に出回らないとの事。
実際食べてみて、吃驚した。こんなに美味しい林檎食べた事がないかもしれない。
10kg、購入。

周辺を案内して貰ったりお餅やお野菜を買ったり、温泉に入ったりしているうちに辺りはすっかり暗くなっていた。
おうちに帰ろうか。


[続]
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