舂く刻
2014
25
刻は舂く砂時計
徘徊瞻眺深々と





西の方に遊びに来た時は、殆どの時まず足を運ぶ場所。
心引かれてふらふらと、勝手に足が赴き出す。
観光客押し寄せる時間帯を避け独り撮り歩いている中、カメラも持たず全く同じペースで巡っている青年がいた。
珍しい人もいるもんだなぁ。
と、更に珍しく話しかけられた。どんな写真撮っているんですか、と。
気さくで笑顔が素敵なお兄さんだった。
写真を見せた後別れたけど、電車を待っている時ふと顔を見上げると向かい側のホームに。
いつかまた、何処かの神社で会いましょう。










此処に来ると何時も飲むものの一つに、冷やし飴がある。
麦芽水飴(または米飴)を湯で溶き、生姜の搾り汁や卸し生姜を加えた飲み物だ。
此れが堪らなく好きで。
此処に幾つか自販機が設置してあるので、気が向いた所で購入する。
場所によって何故か10〜20円程値段に差があるのは何故か…。
只管、美味い。





郡大根、東寺蕪、聖護院胡瓜。
此れ等3つは、絶滅した京野菜だ。
現在は41品目が残っているらしい。
絶滅種…どんな味がしたのだろうな…
時折そんな、何も関係の無い事を考えながら、ぼぅっと立ち止まる。
何分何時間何日でも、留まりたくなる場所。










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