残雪の頃 -雪に埋もれた休止線-
2014
09
冴ゆる小春の雪めらし










夏には日本版プチ緑のトンネルとなる線路も雪の猛攻によりこのザマである(一枚目)。
到底突き進む気にもなれず此処は大人しく雪解けを待つ事に。
過ぎ行く街の所々に子供が作ったのであろう小さな雪だるま、かまくら。
地元でドカ雪降った時は、ああそう云えば庭の雪かき集めてかまくら2個位作ったな。一つは人間用、一つは犬用に。などと、取り留めも無く思い出し。
画竜点睛廃線日和。





正確には、廃線ではなく休止線なのですが。
廃線に等しい為か書籍によっては廃線として紹介しているものもあります。
今年の2月の雪の猛攻は自然の脅威を改めて知らしめるものとなりました。
本当はこの頃会津へ旅行する予定だったのですが、地元の両親や両親の知人等に「絶対やめろ!死ぬぞ!!」と全力の警告を受けたので断念する事に。(実際、中止して正解だった…)
遠出は流石に難しいけどせめて近場に遊びへ行きたい…と思い立ったのが安比奈線。
同じく東北出身者の友人を連れ(2人共寒くなるとなんだか元気になっているような気がする)無理矢理安比奈線を某友人に案内して貰った。ありがとうごめんなさい。
途中買ったお団子、美味しかった。
後から別なお店で苺大福も購入。あんな美味しい苺大福初めてって位、美味だった。機会があったらまた食べたい。

王莽が時の深雪の玉屑






安比奈線は埼玉県川越市の南大塚駅から同市内入間川沿いの安比奈駅へと至る西武鉄道の貨物線である。
1967年(昭和42年)から、長らく休止された侭となっている。あくまでも「休止」であって廃止ではないのだが、周囲の道路の橋脚が建築限界を侵食して建設されていたり、線路が寸断されている個所も多数存在していたりと、現状では列車の運転は不可能であり、実質的には廃止状態である。書籍などによっては「廃線」とされているものもある。
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