SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル退廃放浪記。

The Killing Fields -キリング・フィールド (チュンエク)- 3

2014
02
その1。
その2。



キリングフィールドの敷地内に、通称「キリングツリー」と呼ばれている木がある。



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木の幹にはびっちりと、布製の腕飾りが付けられている。



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木の周りにも、夥しい数の腕飾りが寄せ集められている。



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この木は、子供を打ち付けて殺す為に使用された木だ。
空に目一杯手を広げるように大きくのびる枝からは、優しく力強い生命力を感じる。そんな、呪われし経緯がある等、予想だに出来ない木だ。



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木に隣接するのは、遺体安置所。



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此処以外にも敷地内に幾つかある。



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地面から未だに人骨が出て来るという。
ここは、敷地全体が処刑場だ。
私が赴いた時は乾期真っ只中で雨の降る気配はなかったが、雨期、雨が降った事に足を運ぶと、抜かるんだ泥の中から現れる白い人骨がよく分かるという…。



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当時の遺体安置…放置と言った方が正しいかもしれない。その様子の写真も展示してある。



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こちらは、キリングフィールドになる以前からこの地にあった中国人の墓。他にももっとあっただろうが、恐らく壊されてしまったのであろう。この墓石のみ何故か残っている。
カンボジアの人々を見ていると、所謂東南アジア系の顔立ちをしている人達と、華僑系の顔立ちをしている人達の2つに分かれる。
華僑系の人々は色が白く、日本人のようにあっさりとした顔立ちだ。
故に、殺戮の対象となりやすかった為、わざと顔に泥を塗りなるべく汚い装いで、クメール・ルージュの兵士達に目を付けられないようにした、と聞いた。




[ 続 ]



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