赤坎鎮 1
2014
26
明らかに酒臭いバイタクのおっちゃんの後ろに、ヘルメットを渡される事なく乗り暫し風を切る。
舗装されていない道路は土煙が舞い、交通量の多い道路では思わず咳き込みそうになる。
畦道や人気の無い道は、気持ちがいいのだけど。
ふらり、赤坎鎮と云う街へ着いた。
腹はすっかり空きっ腹だった筈なのに、たった一杯の豆腐花のみで、胃袋が満足してしまった。
何だろう、炒飯老麺点心排骨、肉肉しく油ぎった全力のカロリーを摂取したかった筈なのに、何かの魔法かな。


開平市に存在する順治年間に建設された350年の歴史を有するなかなかに古い街である。
現存の街並みの多くは19世紀末から20世紀初に建設されたものだ。赤坎の周囲は河川に取り巻かれ、舟が行き来している。堤西路、中華西路、堤東路、中華西路などに、600あまりの騎楼があり、西洋風の3,4階建て建築街となっている。





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