SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル写真ブログ。

湖に沈む村 3

2014
13



霜華 天末に浄く



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山間から吹き下ろす烈風が容赦無く身体を打ち付ける。
ふと、遠くに人影が見えた。
最初に出逢ったアマチュアカメラマンの男性とは、別の男性のようだ。
大荒沢駅ホーム跡付近で、相見える。
村がダムに沈む頃、当時小学3年生だったという男性だ。
こうして村々が水面から顔を出す時期になると、町から毎週末やって来ては様子を見るのだそうだ。
懐かしそうに、束の間思い出を、語ってくださった。
自分達が孫や次世代にこの村の事を伝えられる、最後の世代だと言っていた。
男性の齢は65歳。上の世代は高年齢化し、下の世代はそもそも当時幼過ぎて記憶が残っていない。
写真に、残してください。
そう言って、くださった。

「なんだかこんな景色を見ていると、猿の惑星を思い出すよ」
丁度私たちが、車の中から村を見下ろしながら喋っていた事を、男性も言った。
それ、私たちも丁度話していました。と笑う。



[ 合掌 ]



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