K展望台 空中索道
2015
21











「鈴虫炒飯」
ぼぅっと何かを調べていた時の事、何故かたどり着いてのは「鈴虫炒飯」という言葉。
え、なんですかこれ。寄食ですか。いや私は鈴虫等食べたくない!(コオロギは食べたけど)
どうやら又吉直樹氏が考えた創作の四文字熟語。
【「噛むと鈴虫の鳴き声のように、美しい音が響く炒飯」で、急いで食べると「りいんりいん」という音が連鎖して美しい旋律を奏でるので、全ての人が仕事を放りだして聴き惚れてしまう。転じて「何よりも内容を求める状態」のこと。】
…
なるほど。
しかし意味よりも先攻し言葉の音の響きのなんと良い事か。
言葉の音の響き。それは私が言葉の中で最も愛するものであったりします。
言葉狩りの今の時代だからこそ、言葉の力って意味があってもなくても大きく心に爪痕を残したり心を突き動かしたりするものだな、と、常々思うのです。
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