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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

DOBOKU2015 -希望のかけ橋-

2015
24




篠突く春霖 鐵は慟く



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4月半ばに参加した復興ドボク見学会で拝見しましたベルトコンベア
初日は生憎の雨模様、しかしアメニモマケズ参加者の皆様のシャッターは止まりません。


現在気仙大橋南側「奇跡の一本松」周辺では、主塔の高さが約40m、塔柱間が220mの巨大なベルトコンベヤー吊り橋「希望のかけ橋」が設置されている。
この橋は今泉地区の高台宅地確保の為、山林部を削ることで発生する大量の掘削土を高田松原地区や高田沖の被災農地などに搬送する為のものだ。
今年の9月迄可動予定。その後は取り壊されるらしいのでその前に是非、震災復興のモノ謂わぬ鋼鉄の勇士を見る事をお勧めする。
希望のかけ橋」は、市内小学生から公募して名付けられた名称だ。





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ベルトコンベア、始まりの場所へ。
岩々を砕き土砂にし、運んで行く。
轟音鳴り響く雄々しき鋼鉄に、敬意しか覚えぬ。





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小高い山を切り崩し、発破を行い、掘削土をここで精製する。
真後ろには民家はある。
発破の爆音は、震災を彷彿させ恐ろしいものに感じるという苦情もあるそうだ。
復興と、現実と、感情と。
割り切れないものを多く抱え、板挟みになりながらも、それでもやっぱり、前に進むしかないんじゃないか。と、自分は思う。





前回の記事はこちらから。





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