SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル写真ブログ。

原発には触れないように「元気な写真展をやって欲しい」

2015
22



元気。
って、なんでしょう。



201312_kouhan_futaba_19.jpg



「原子力 明るい未来の エネルギー」



201312_kouhan_futaba_377.jpg



元気だけだったら、単純にこういうキャッチコピー訴えのある写真の方があるのではないかと思うのですが。
と、それはさておき。


6月27日より予定していたチェルノブイリの写真展が中止となりました。
(この記事に載せている写真は福島の写真ですが)
「理由は伏せてくれ」とは言われたのですが、大学のHPに載せていたにも関わらず断りも入れる事なくその旨を削除しせめて「都合により〜」云々でも入れればいいのにそれすら入れないんじゃぁ、隠蔽お願いしても説得力がないよなぁ、と思い。
2年前だったかな、「なかったことにしてください」って言って来たある人間の言葉を思い出す。
そう、これが今の美しい国日本の縮図なのかもしれないなぁ、と私は素直に感じた。


まとめると、

・学生募集に響いたら困るから
実際3.11の時沢山の学生さんが帰ってしまった。良いイメージを押し出し原発は大丈夫だよと言っているのに学生募集に水を差すような事にならないか

チェルノブイリin福島という表現がまずい
これは正直、自分も「あえて」使っている。尖った表現である事には自覚は持っている。だからこそ使っているのだ。
福島の未来はチェルノブイリだよ、そう言っているように見えて良くないというご指摘がありました

・復興に水を差す事にならないか
楢葉町が盆前に帰宅困難区域を解除される。
インフラもまだ整備されていないから復興を全面に押し出している今現在、その復興に水を差す事にならないか

原発の事には触れないように「元気な写真展をやって欲しい」

福島の未来=チェルノブイリと見られると困るから


…との事でした。




201312_kouhan_futaba_383.jpg



原発と共に歩んだ結果。
今有る現在を客観的に見せる事が何故不謹慎に繋がるのか、私にはよく分かりません。
ただ日本の体質が隠蔽体質で、くさい物には蓋を、事なかれ、どうにもならないなら最初から触れないで欲しい、そういう人間が過半数を占めるという事は、痛い程分かっているつもりです。



201312_kouhan_futaba_392.jpg



今この国の多くの人間に必要なのは、現実から目を背けない強さ、なのではないでしょうか。
(そういった意味を籠め、この記事にて福島の写真を載せました)



201312_kouhan_futaba_532.jpg



近年、チェルノブイリ福島、そういったものものを撮り出し常々強く感じる事。
「“不謹慎”という見えない刃は、いつだって安全圏から飛んで来る」
震災の被害に遭ったいわきを、安全圏と一言でくくってしまう事はとても乱暴かもしれません。
でも、
あなた方はその目でチェルノブイリを見ましたか。
その目でフクシマを見ましたか。
(本当はフクシマとカタカナで書く事なんて、大嫌いではあるけれども)



201312_kouhan_futaba_789.jpg



201312_kouhan_futaba_797.jpg









にほんブログ村 写真ブログ 廃墟・廃屋写真へにほんブログ村 写真ブログ アート写真へ
スポンサーサイト

 福島 3.11 原発 F1 フクイチ 震災 ぬるん チェルノブイリ

2 Comments

しのきち  

東日本国際大学さんですか

記事読みました、ひどいね。5流大学だと思う。

この大学自体が国際的な視点・バランス感覚など持ち合わせていない、
典型的日本的の田舎の保守的視点・隠蔽体質に裏打ちされている大学だとわかりました。
正直このような大学で学べることは多くはないと思います。

僕もフクシマと書くのも嫌いですが、あえてこれを理解しないといけないよね。
学問というのは、状況を客観的に理解してそこから学ぶことなのに、
この大学は、状況を主観的に状況に迎合する形で学ぶ機会を提供するのを拒否したんだね。

はっきり言って事故前から何も変わってない、進歩のない悲しい大学と関係者達だね。
「都合」とか言うんだろうけどそうではない。自分達の職と安定した給与が脅かされる状況を作りたくないのだね。既得権益にしがみついた、原発利権にまみれた糾弾されるべき責任者たちと同じだね。

せいぜい、この大学では
「正しいことか自分で考えて、どうすべきかはさて置くことだ、
まずは君たちはお給料がちゃんともらえるように、
間違っていたとしてもくさいものに頑張って蓋をし続けるんだぞ」

と講義で教えるといいですね。

2015/07/05 (Sun) 04:57 | EDIT | REPLY |   

星野  

しのきちさんへ

お返事遅くなって申し訳御座いません。コメントありがとうございます。
はい、東日本国際大学さんです。
国際大学、という位だから、こういった問題にも明るく取り組むものなのかと思っていたら、いやはやとんでもなかったですね(笑
福島出身だからこそ、フクシマとカタカナで書く事によりいっそう抵抗と悔しさを覚えてはしまうのですが、でも、そのカタカナのフクシマから目を背けてはいけないと思うのです。
別に、自分は福島を陥れるわけでも貶すわけでもないのに、意図とは裏腹に拒絶反応を示す方は何処にでもいる、それを分かった上でのキャッチコピー、写真なんだけどなー。と。
一度この大学の講義を聞いてみたいものですね。
こうした隠蔽体質も、氷山の一角に過ぎないし、多くの権力者達が己共の保身が第一なんだという縮図もよく分かったし、露呈したのでこれはこれで有る意味よかったのかなとも思います。(よくないけど!

2015/07/10 (Fri) 22:49 | EDIT | REPLY |   

Add your comment