グルジア・トビリシのアバノトゥバニの個室浴場で、垢擦りレディにゴシゴシされた時のお話
2016
14
ジョージア。

グルジアという名前の方が絶対かっこいいと思う旧ソ連の国のひとつ。
漢字表記には、具琉耳(「グルジア」に由来)と喬治亜(「ジョージア」に由来)がある。漢字表記はいつだってドキドキしかしない。
トビリシにはアバノトゥバニと呼ばれるたくさんの浴場があり、気軽に温泉が楽しめます。アバノとはジョージア(グルジア)語で蒸し風呂のことをさしますが、浴槽での入浴が主体です。

ソ連圏で浴場に行けるとは思わなかった!此処は硫黄系の温泉が湧き出ている。個室風呂で垢擦りコースも交えて体験してみた。
公衆浴場は安いが個室となるとどうしても高くなる、50ラリもする。垢擦りは10ラリで計60ラリ。日本円換算で約3000円。

垢擦り付きでこの値段なら、まぁ日本でなら安い。
受付のおネイサンに「レディカム」と言われたので、先に個室に入り全裸できゃっきゃしながら垢擦りレディを待つ。
扉がノックされる。垢擦りレディが入ってくるようださぁどんな魅惑のレディだ………、
でっかい母ちゃんが来た。
母ちゃん、個室に入るなり早々と一糸纏わぬ姿となる。
すっぺらぽん。
全裸。
マジか。

全裸の私に石のタイル?が敷き詰められたベッドに横になれと言う。
有る意味裸の付き合いだ。
垢擦り自体初めてだけど、こんなに強く自分でも擦った事ないって位ごっしごっしされた。まず背中から、ごっしごっし。全身ごっしごっし。前にひっくり返されてごっしごっしごっし。洗体とマッサージも含め10ラリなら、うん、本当安いじゃないか。おかげさまでトゥルントゥルンとなりました。
垢擦りレディは個室でシャワーを浴び着替え、そして何も言わず出て行った。

お風呂自体もとっても気持ちいい。
前日トルコで雪によるトラブル諸々があったので、その疲れも全て癒えた。
そのトラブルすら、楽しくて楽しくて仕方なかったのだから、どうしようもない。
(自分がイスタンブールを発った2日後、イスタンブールで爆破テロがあった事を知ったのは、帰国してからだった)



スポンサーサイト