SATIAN/39 -廃墟の影片-

廃墟/旧ソ連/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

+ Tower of revenge + 復讐の塔が建つ村・メスティア 2

2016
19



9世紀から12世紀に建てられたという“復讐の塔”。



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スヴァネティ地方特有の、血腥い氏族間の復讐制度、“血の掟”。
自分又は家族や親戚の一員が危害や侮辱などを受けた場合、殺害された場合。
必ず相手又はその家族や親戚の一員に復讐を果たす。
というものだ。
目には目を、とは言ったものだが家族にまで復讐をするというのだから堪ったものではない。
その復讐の的となった者達が籠城する為にあるのが、“復讐の塔”なのだ。



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塔の中部には、梯子などで2階の入り口から入る。



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窓はなく、小さな穴が空いているのみ。ここは鉄砲狭間の役割を果たした。



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屋上に出れば開放的だ。
しかしそんな復讐の的になっている時に、呑気に屋上で日光浴など叶う事などないだろう。



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未だに血の掟は続いているという話もあるが、都市伝説のようなものだろう。
村で見かけた塔は全て廃墟と化していた。
一部ミュージアムや、個人で見学にあてるなど活用されている。が、個人で見学させてくれる塔の持ち主は、真昼間から酷く酔っ払い話しが色々こんがらがっていた上に梯子から転落した。生きてはいる。たぶん、大丈夫。



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[ 続 ]




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