不思議な飛び地・ナヒチェヴァン自治共和国 - Nakhichevan - ノアの墓とナヒチェヴァンガラ要塞、そして美味しいランチ
2017
27
「おすすめのレストランに連れてって?」
タクシーのおちゃんが連れてってくれたのは、地元のカジュアルレストランだった。
値段も手頃で味も良い。

ここで接客をしてくださったスタッフさんが、黒人女性だった。
とても珍しい。コーカサスで、しかも飛び地で私以外の有色人種に出会おうとは。それも観光客ではない。
とても話しやすい素敵な女性だった。

メニューがアゼルバイジャン語だけでよく分からなかったけどよく分からない中あえて注文してみるのが好きだ。
サラダ。なんのサラダだろうふふふと頼んでみたら。
コーン、シーキチンのマヨネーズサラダだった。あ、ジャンクの味がする。いい、これ。

ピラフ、羊肉、焼いたトマトにナス、サラダ。薄いパンはアルメニアのラバッシュのようなものか。
非常に美味しい…。
テーブルの上にはパンが置いてあり、それは食べ放題。
コーンとツナのサラダにもりもり付けて食べてしまった。

首都ナヒチェヴァンは、普通に綺麗な街。
変哲もない、作られた綺麗な街。
やはり地方に出た方が面白い。

「ノアの墓」。
トルコ石で美しく装飾されたノアの霊廟は一見の価値がある。
が、中の見学は時間制限がある。この時はちょうどお昼休みで、入る事が出来なかった。


ノアの墓の近くにあるナヒチェヴァンガラ(Nakhchivangala)は要塞跡だ。
陶片や石の槍が数多く残されており考古学的資料となっているらしい。


ミュージアムや遺跡、観光地化していても多くは良い感じの廃れ具合を纏いつつ存在する事が多いコーカサスだがナヒチェヴァン自治共和国は別格だ。アゼルバイジャンの首都バクーよりも全然美しく整っている。
やはり、流石大統領出身国というブランド力なのか。



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