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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

片田舎の鉱山の村・アクタラ 2 - Countryside copper mine city Akhtala -

2017
19



世界遺産となった教会の他に、この村には何があるのだろうか。
と問うたら、普通の人は「何もない」と答えるだろう。
実際、この問いは愚問に等しいかもしれない。



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牛飼いのおじさんに軽く会釈をし、誰も見向きもしないそこに入っていく。



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この一帯はデベト渓谷と呼ばれている。
ソ連時代は銅山として栄えていたが資源は枯れ今では閉山した銅山が殆どだ。
銅山から銅を運ぶ為に作った鉄道は現在エレバン・トビリシ感を繋ぐ列車が走っている。



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本当は、去年の冬私も夜行列車で移動する予定が、大雪のトラブルで乗る事が出来なかった。
でもいいんだ、グルジア国内なら寝台列車で夜間移動出来たから。
ちなみにインドの寝台列車では、朝になったらトイカメラが紛失していた。
高いカメラじゃなくて良かった…。



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現役の工場と廃墟化した工場が入り混じる。



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黯い、何処となく暗鬱な空気、栄枯盛衰の成れの果て故の心に吹き荒ぶ空っ風。
でも、そんな所でも人間の笑顔は枯れていなかったりする。
地を這う根のように、逞しい。






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