コーケー遺跡と夜のシェムリアップ
2017
22
カンボジア北部・シェムリアップに点在する遺跡を全て巡るのはなかなかの時間と労力がいる。(が、勿論楽しい)

遺跡巡りの昼食は大体フライドライスかヌードルだった(いや、夕食もか…
シンプルで飽きのこない味。

シェムリアップから北東へ約120km行ったところに、コーケー遺跡はある。

この地には928年から944年頃までアンコール地方から王都が移されていた。
王の死後再びアンコールに王都を戻し、その後放棄された。
遺跡群はプラサット・トムと呼ばれる7段ピラミッド型寺院を中心に細々と祠堂や貯水池跡等の遺跡が残っているが、思ったよりも小規模で、それよりもこの後行くベンメリア遺跡の方をじっくり見たいと友人らとの総意。実にさくっと見て済ませた。



ベンメリアについてはまた別の機会に。
この日の夜は「一ノ瀬泰造のレストラン」こと「バンテアイ スレイ」へ。遺跡と同じ名前だ。

一ノ瀬泰造氏が通っていたレストラン。移転したので元の場所とはまた別の場所にあるが、彼が愛した味は健在らしい。
観光レストランと化しているのでローカルなお店より相場は高めだが、TAIZO MEMORIALコーナーには彼が撮った写真が飾られ、泰造がよく食していたメニューが別途記載されていたりファンにはなかなか堪らないものがある。

この後ナイトマーケットへ行く予定があったので取り敢えず自分はオムレツだけ。シンプルで美味しい。




そういえば生まれて初めて蜘蛛を食しました。

よく行く中華飯店・上海小吃(シャンハイシャオツー)でもゲテモノ系…蜘蛛もお取り扱いしているが、如何せんお値段が可愛く無い。
この屋台のおねいさんに「幾ら?」と聞いたら「1ドル」と。
ああ、これは行くしか無い。
というわけで食してみた。

まず、脚から。何だか毛が、もさもさしている。
ふわふわっ、と、唇に毛が当たる感触が、とてもアンニュイ。
脚はパリパリとして海老の殻が食べられる人なら普通に食べられそうな味だ。スパイシーフレーバーで食べやすい。
おなかは………
噛むと、『ぷちゅっ❤️』と、体液が出て来る。
薄い皮膜を食い破るようなあの感触は、小ネズミの素揚げを噛み破った時の感覚に似ていた。
あの時のトラウマを思い出す…これは、うん、クる。精神的に。
でもまぁ総括して美味しいので、食べる価値はあろと思います。お試しあれ…



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