嘗ての夏の離宮 シェキハーン・サラユ と 裏手にある廃校
2017
18
シェキの街にある、キャラバンサライと並ぶ観光地になっている、シェキハーン・サラユ(シェキハーン宮殿)。

時の統治者・シェキハーンは夏の離宮としてシェキハーン宮殿と庭をこしらえた。
現在一般解放しており、ガイドがいる時のみ中に入る事が出来た。

モザイク画が美しい。

中はステンドグラスや壁画で装飾され、外界と隔絶された非常に美しい空間となっている。
撮影禁止なのが残念。
外観のみを写真に収める。
実はシェキハーン・サラユの裏手(というか横)に、廃校がる。


残念な事に、自分が訪れる数ヶ月前までは残留物がそれなりに残っていたらしいが、すでに片付けられた後だった。
もしかしたら取り壊して、観光資源の何かを建設するのかもしれない。
がらんとした空間にはなってしまったが、少しだけ探索を楽しむ。

冬は雪積もる地域なので、各教室にストーブが完備。
セントラルヒーターではないんだ。




早朝。
とても静かだ。
シェキハーン・サラユの敷地を竹ぼうきで掃除する女性しか見かけなかった。
のんびりと流れる時間。
一度宿へ戻り、前の日買ったハルヴァと紅茶を食す。
なんせ、時間だけはある。
コーカサスの旅で、一番…いや唯一ゆっくり、のんびり、羽を伸ばした場所だった。
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