ホーチミンをふらーっと徘徊した時のお話 2 ピンクの教会と西洋建築 - Pink church and Western architecture in Ho Chi Minh -
2017
10
ホーチミンへ行くなら必ず見たかった建築物がある。

廃墟も好きだが世界中の教会建築も好きだ。

ここにはなんとも可愛らしいピンク色の教会がある。
どんよりとした曇り空が続く中一瞬の晴れ間だったかもしれない。
なんて嬉しい。
教会の名はタンディン教会(Nhà thờ Công Giáo Tân Định)。

ホーチミン市内でサイゴン大教会に次いで2番目に大きな教会で、ローマ建築様式を取り入れられている。
中にも入りたかったが、観光客の立ち入りは禁止になってしまった。
インスタグラムで人気になりすぎてしまい、某国からの観光客グループが押し寄せ、お祈りの時間なのに写真を撮りまくり大変な事になったとか…。
所謂『インスタ蠅』たちの害悪は世界中で順調に広がっているようだ…。

そしてサイゴン大教会(Nhà thờ chính tòa Đức Bà Sài Gòn)。
漢字で書くと伽祠正座德婆柴棍。すごい、なんだか一気に強そうに見える。
ローマ教皇から『バシリカ』としても認められてる由緒正しい教会だ。
19世紀、フランス植民地時代に完成したカトリックのゴシック建築で、レンガ造りがとても美しい。
こちらは現在修復中で中に入る事は出来ず。

向かい側にはサイゴン中央郵便局(Bưu điện trung tâm Sài Gòn)。
こちらもフランス統治下時代の建物だ。
旧都市サイゴンの中心地に立地するフレンチコロニアルの代表作として観光名所となっている。
フランス・パリのオルセー駅(現・オルセー美術館)の駅舎をモデルにした外観で、その設計を請け負ったのはエッフェル塔でも有名なギュスターブ・エッフェルの会社だ。
黄色が眩しいがこれは2015年に塗り替えられたもので、当時大反対にあったらしい。

内部も見学、買い物をする事が出来る。
アーチ状の天井が美しい。
地元の人々にとっては、ここを利用する事が日常…なんと羨ましい。

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