ホーチミンをふらーっと徘徊した時のお話 3 日本人の功績と中国寺院 - Japanese Credit and Chinese Temple in Ho Chi Minh -
2017
13
あれは、なんだろう。

…金魚売りだ!
様々な種類の金魚が、透明な袋に入れられた状態で売られている。

純粋に観賞用の為売られているものだ。
最初はお寺に行く時お供えでもするのかな…何か特別な事に使うのかな…と思ったが、そんな事はないらしい。
金魚たちは、窒息しないのだろうか…こんな狭い袋の中に数匹入れられて…。
心配になる。
西洋建築の数々を後にし、私たちが向かったのは日本人が作ったという橋とトンネルだった。

橋の上から見える高層マンションは、家賃が幾らだったか…うろ覚えだが7万は超えていたはずだ。
(ベトナムで手帳を紛失してしまいメモも一緒に紛失したのだ…)
ただし光熱費水道代など全て込みだそうだ。
橋の架かるサイゴン川は濁りきっており汚い。
「メコン川が綺麗だよ。行かないか」としきりに誘われたが、今回は別の目的地があるので断った。
メコン川では『絵に描いたようなベトナムのイメージのようなベトナムの写真』が撮れると言う。
東南アジアの田舎へ敢えて行くのもいいが、都会の俗世に塗れた姿を見つめるのも楽しい。

「これが日本人が作ったトンネルだよ!」
変哲もないトンネルを何故か案内される不思議。信頼出来るインフラの発達はやはり嬉しい事なのだろうか。

この辺りは再開発が目覚ましい。あっという間に高層ビルが立ち並ぶ経済特区又は高級住宅街になるのではないか。

教会も華僑の寺院も混在するのが面白い。
華僑の住むチョロン地区にある寺院へと赴いた。

お飾りかなと思ったら螺旋状のお線香。中国寺院の象徴だ。
ティエンハウ寺(Thien Hau Temple)。航海の神様が祀られている、250年ほど前に建てられた中国寺院。

ベトナムでは旧暦で正月を祝う。2018年は2月15〜20日が、テト正月だ。
テト正月前は獅子舞の稽古をする若い男性陣たちの姿も見る事が出来るらしい。
ひっきりなしに華僑の民を中心に、訪れる者が多かった。
[ 続 ]
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