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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

生けるソ連・沿ドニエストル共和国 2 - The country where the Soviet Union lives Transnistria -

2017
11



未承認国家・沿ドニエストル共和国の主都ティラスポリの市庁舎の前へとやってきた。
ん。
あれはまさか。



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レーニン像だ。



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現存する旧ソ連圏で、レーニン像がこのように『生きている』とは。



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この堂々たる出で立ち。素晴らしい。



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恐らく沿ドニエストルは、この世で唯一『生けるソビエト連邦』を垣間見る事の出来る国だ。
それは亡霊なのではない。生きているのだ。



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私と行ったら廃墟のある場所に行くんでしょと思われがちだが(まぁその通りなのだが)旧ソ連の空気を吸えるのなら何処へでも旅立つと思う。



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中心部からやや外れたところには、共産圏の名残を感じる雄々しいモニュメントが。



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『ここで1922年にモルドバの最初の発電所が建てられた。愛の上に電球の彫刻を!』

小ぶりではあるがそのビジュアルは暴力的なまでの直線で構成された独特のものだ。
旧ユーゴスラビアも個人的に彷彿させられる。



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見ているだけで嬉しくなる。



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街の誰もが今となっては見向きもしないであろうモニュメント。
これはナチスの侵略者からの都市解放25周年記念碑だ。
余りにひそやかな存在。
ティラスポリの日常に溶け込む今日も街を見守り続けている。


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