信号機の墓場 - The Abandoned Traffic Lights Boneyard in Japan -
2018
26
去年の夏だったろうか。
Twitterで話題となりずっと気になっていた場所があった。
機会に恵まれ一年越しにそこへ訪れる事が出来た。

信号機の墓場。


…とは言うものの、実際は墓場ではなく、再利用を待つ「大事な財産」としてこの場所に保管されているものだ。
「墓場」として有名になってしまった事は、些か不名誉な事だったのかもしれない。

「もしかしたら、数年後はここの信号機がLEDのものになっているかもしれないね」
と、友人。

この日私は、初めて40度という気温を体感した。
そしてへばった。
暑いのはすこぶる苦手なのだ。
流石にこんな天気じゃ、撮影に来る人間も自分達しかいなかった…。

信号機の管理は、確か警察の管轄…だった気がする。
その為、真横には交番が設置してある。


終わらない夏休みのような青空を噛み締めて。
こうした光景は、都市が過剰な発展を遂げた日本独自のものかもしれない。
名古屋という街は、どうも無機質すぎて好きになれなかった。
しかしここ近年色々と楽しみを見出せたので、ちょこちょこと通う事になりそうだ。
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