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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

再開発迫るタルトンネ・104マウル 2 - 104 Village in Seoul, Korea -

2019
05


何十年も開発の手が入らなかったタルトンネ、104マウル。
日本でいう所の昭和レトロの感覚に近いかもしれない。


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2009年に再開発整備地域に指定されたが、2014年担当会社が辞退した為事業は一旦停止。
しかし320世帯、地域全体の1/3の世帯が出て行った為多くの家屋が廃墟と化した。


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ふと、気配を感じたら。


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猫がいた。


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随分と人に慣れている。
すりすりしてきた後屋根の上でのひなたぼっこ。


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外猫か野良猫か。
野良猫というより地域猫と言う方が正しいのかもしれない。


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屋根の上に敷かれたビニールシートを爪研ぎバリバリ…。
風合いを出しているのは自然や天候だけではなく、猫さんのお力添えもあったのね…。


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バリバリバリバリ。


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もう一匹、ちょっと警戒心の強い猫さん。
この二匹には104マウル探索中何度か遭遇した。


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犬もいいけど猫もいいなぁ。



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タルトンネのタルは、日本語で月という意味だ。
トンネは集落。
山麓や丘陵の小高い場所にあったので、月に近い場所にある集落と呼ばれた。
104は韓国語でペクサと発音する。
白砂という言葉と同じ音だそうだ。
月の街というよりも、高度成長を支えた消えゆく砂の街…と言った方が近い気がした。


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この季節、畑も草木も鉢植えも枯れているが、夏は緑蒼蒼生い茂る光景が見れるのだろうか。
その時まで残っているだろうか。



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夢の国の使者がやって来ないかちょっぴり心配になる壁画アート。


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とある谷の白いあいつ。


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ペンキが色褪せ所どころ消えかかっている。


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青色の某狸さんは古今東西愛されている。


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タルトンネ
明らかに異質なその街は傍目から見るとスラムのように怖い場所に映るかもしれない。


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しかしそこには人々の普通の日常がある。そう、普通なのだ。
駆け抜けし激動の時代の生き証人として、草臥れた建物は物言わず朽ち果てて行く。


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再開発が再開して2年程経つらしいが、どの位のスピードでそれが進んでいるのかがよく分からない。
また韓国へ行く時まで、残っているといいのだが。







BRUTUS(ブルータス) 2018年5/1号No.868[
ソウルで見る、買う、食べる、101のこと。]

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