聖ポール天主堂跡 - Ruínas da Antiga Catedral de São Paulo -
2019
03
ジリジリと肌焦がす陽の下、マカオを練り歩く。
カジノの煌びやかなイメージばかりあったが、一本路地裏に入ると懐かしさを覚える景色が広がる街に親近感を抱く。

街歩きの様子は次の回にて。

折角マカオに来たからには代表的な観光地・聖ポール天主堂跡は抑えておこうと思った。
ネットや本で見る限り壁しか残っていないようだし正直ショボそうではあるな…と思っていたが。

あ、いい感じ。人多いけど。
思っていたよりもカッコいい。

思っていたよりも迫力がある。

装飾も細かい。いいじゃないか。

聖ポール天主堂跡は、2005年に公式にユネスコの世界遺産・マカオ歴史地区の一部として登録された。
1582年から長い期間をかけてイエズス会士によって建てられたこの天主堂は当時アジア最大、そしてローマ以東で1番美しいカトリック教会だった。
日本からも画工や職人を含む多くのキリスト教徒がマカオへ辿りつき、彫刻作成の作業に取り組んだ。
1640年に完成するも1835年の台風時の火事によって焼失。現在正面部分と階段のみが残っている。

正面裏側にも行く事が出来る。ちょっとした遺構見学の時間。


地下の納骨堂も見学する事が出来る。
人骨に驚き写真を撮る方が多かった。

正面の彫刻の意味も事前に調べてもっとじっくり見学すればよかった。

またいつか行くような気がするから、まぁいいか。
と、のんびりと街並みを見下ろしながら歩いていく。
CREA Traveller Autumn 2019 (新しさと懐かしさと 香港・マカオ)
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