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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

未承認国家 南オセチア共和国・アラニヤ国 2 - An Unrecognized State " Republic of South Ossetia — The State of Alania " -

2020
22


南オセチア2日目。食堂は2階別室、そこで朝食となる。
宿泊客は私ひとりなので、他には誰もいない……


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……はずだった。
入室した瞬間、心臓が飛び出そうな程ビックリした。


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どうしてこんなに大きな編みぐるみを作ってしまったんだ!


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隣接するキッチンから、美味しそうな匂いが漂ってくる。


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バターたっぷりのミルク粥。お好みで塩胡椒。優しい味だ。


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ハムとトマトのオープンオムレツ。シンプルな美味しさ。
編みぐるみには驚いたが、美味しい朝ごはんには満足した。


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首都ツヒンヴァリ。ホテル付近の朝の人通りは極めて少ない。


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すぐ近くの建物には、生々しい銃痕が残っていた。廃墟ではなく現在も使用されている建物だ。


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街を離れた小高い丘の上には、紛争により大破した自動車が敢えて残されている。
それは言葉こそ発さないものの、寡黙な紛争の証人となり佇み続けている。


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戦争の悲惨さ、平和の尊さを伝える為に作られたモニュメント、スポメニックは旧ユーゴスラビアで建造された独自のものだが、同質のモニュメントはこのように世界各地に存在している。
それにしても、大破した車をそのままモニュメント化したものは初めて見たような気がする。


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南オセチア共和国軍だけではなく、南オセチア内にはロシア軍も多く駐在している。
この辺りは駐在する軍の宿舎が連なるエリアだが、観光客がカメラを持って歩いていても何かを言われる事はとりあえずなかった。


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ロシアの国旗と、南オセチアの国旗。
至る箇所にセットで掲げられていた。


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道端にひっそり水汲み場。注目するは、スターリン!
(水はやはり強烈な温泉の味がした)


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南北ともオセチアは、多くの旧ソ連各国がスターリンを悪魔と嫌悪する中珍しく、スターリンをリスペクトしている国だと言う。それはまるで英雄のように。
寧ろ「スターリンの出身はオセチア」「スターリンはオセチア生まれ」と主張するオセチア人が非常に多い。
というかそう言うオセチア人にしか出会わなかった。これは、不思議であり不可思議であり実に奇妙だ。
「スターリンはグルジアで生まれはしたがオセチア出身だ」という主張もあった。


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すぐ近くにレーニンの勇ましい姿もあった。


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現代の生けるソ連は沿ドニエストルが最有力候補かと思っていたが、もしかしたらオセチアもなかなか負けていないかもしれない。
いやしかし、南オセチアの街並みは何処となくグルジアの延長っぽさを感じる。
グルジア人は住んでいないかと思いきや、ガイドの祖母がグルジア人だったというのでほんの少数存在しているのだろう。
南オセチアの言語はオセット語とロシア語なので、グルジア語は通じなくてもロシア語という共通言語がある。


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自分にとってますます不思議で興味深い国、南オセチア共和国。






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