バンコクに残る飛行機の墓場 - The Airplane Graveyard in Bangkok -
2020
20
バンコク郊外に残る飛行機の墓場。

現在この敷地内には住人がいるものの、200バーツ支払えば飛行機の撮影の許可を貰える。

500mlの水も一本くれるので有り難く頂く。
この退廃的で美しい光景が広がっている現実と同時にそう、此処はバンコク、微笑みの国タイランド。
凄まじく暑い。暑すぎる。

中途半端に解体された複数の飛行機。
一番大きい飛行機はボーイング747(B-747)。
隣に横たえる機体はマクドネル・ダグラス82(MD-82)。

機体には日本語の表記も確認出来る…。
日本航空で運用された後オリエント・タイ航空で運用された経歴があるようだ。
この土地は当初建築物建造の予定があったが契約は頓挫、その後一部の投資家達がこの土地をビアガーデンにすると計画し、オークションで飛行機を購入。
RUNWAYという名で店をオープンしたものの1年で倒産してしまったという。
その後土地の所有者はこの土地を荒らす者から守るため、ホームレスの家族を定住させた。
飛行機の墓場は、最初からホームレスの住処でもあったという訳だ。
しかし飛行機を購入し、このような形で中途半端な解体状態で残っているのは一体何故なのか。

ボーイング747は二階に行く事も出来る。豪華だ…。
座席などは取り払われてしまっているが、それでも見応えがある。


現在飛行機内部には鳩の親子が住んでいる。
(今もいるだろうか…?)





自分が撮影している間にも次々と旅行者などが撮影に来ていた。
ワンピース姿の可愛い女の子たちも。
アクセスは悪くタイの物価からすると入場料も安くはないが、それでも探索するに実に楽しい場所であった。
同時にポートフォリオサイトも更新しました。
ご覧くださいませ。
ジェット旅客機をつくる技術
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