ドバイフレーム - Dubai Frame -
2021
13
ドバイに訪れたら行ってみたい場所のひとつ、ドバイフレーム。
機会があったので行ってみた。

駅から歩いて10数分の場所にあるのだが、Googleの案内がおかしく無駄に歩く事になってしまった。
朝から気温が37、8度もある上に湿度が100%近くある為地獄以外の何ものでもなかった。

これが気温20度の下だったら楽だったのに…。
日常風景が地獄と化す。少し歩いただけで意識朦朧としてくる…。

砂漠の国だから乾燥しているだろうと思っていたが、ドバイは全くそんな事がなかった。
夏は最高気温が50℃以上になる事もあるらしい。日中歩き回るには厳しすぎる。

ドバイフレームは目前なのに、なかなか辿り着けない…。

この形である。凄い、凄すぎる。こんな形の建築物見た事がない。
周りの風景とのギャップが素晴らしい。唐突過ぎる巨大な違和感。

ドバイフレームは、全長150mの2つのタワーに93mの橋が渡されている構造で、
その名の通り金色の額縁を模したデザインになっている。

この日はフレームの清掃を行なっていたようである。

入り口を見つける迄がやや遠い。
早くドバイフレームの中に入りたい…干からびてしまう。
入場料は50AED程。日本円にして約1500円。

フレームのお膝元。うん、大きい。

1階部分は博物館になっている。
ドバイの歴史を紹介するThe Past Time Galleryと、2050年のドバイを紹介するThe Future Time Galleryがある。


そして目当ての展望エリア・スカイデッキ。

珈琲やマフィンなども買えるがとりあえずまずは景色を見たい。


入って左手、ドバイフレームの北側がオールドドバイ。
低い建物が立ち並ぶ。白で統一された街並みが美しい。幾ら見ていても飽きる事がない。


入って右側、南側にはニュー・ドバイの景色が広がっている。
今思えばドバイフレームの下に見える謎の公園も行っておけば良かった。
暑すぎると頭が全く回らなくなる。

そしてドバイフレームのスカイデッキで注目なのが、この床である。この床なんと……

白色ではなく実はクリスタル製の透明ガラス。いきなり150m下が見えるようになるので凄まじく驚く。
思わずわ!と声を上げてしまい周りの人々に笑われてしまった。
ちなみにガラス部分は通路の真ん中だけなので高所恐怖症の人でも安心して見学が出来る。

満足した。面白かった!廃れた場所もいいが、こうした(金をかけまくった)異質の建造物探訪も良い。

本当はこの日の夜に夜景をここで見ようとも思っていたのだが、暑さにやられて
とてもじゃないが夜まで歩く体力が残っていなかった。

ドバイの暑さは本当に過酷だ。出来れば車で移動し続けたい…。

角度を変えるとこんな長細い形にも見える。実に表情豊かである。

しかしドバイフレームの周りの景色は思いの外殺風景というか、実際にドバイを歩いてみると
ネットや本で見る煌びやかなドバイとはかけ離れた部分もあるのだなと思ったりもする。

なんだろう、初めて東京に上京した時、地下鉄で移動し普通の住宅地や廃れた場所や古い街を目の当たりにし
「東京もこんな側面があるんだな」としみじみと感じた時のような、あの時の感覚に似ている。

そしてドバイでも“あかんやつ”に遭遇。

好きです。

建設中のビルも数多い。こんな炎天下の下よく肉体労働が出来るなと色々心配になる。

2019年5月には“額縁の形をした世界最大の建造物”としてギネス世界記録に登録されたドバイフレーム。
次に訪れる時は初めから夜景狙いで行きたい。
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