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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

ラトビアの謎の廃墟とエストニアの可愛いお宿 - Mysterious Abandoned Place in Latvia and Cute Guesthouse in Estonia -

2022
07


バルト3国遠征をした時の事。
ラトビア某所の旧ソ連の軍事都市跡を見終えエストニアへ向かう途中、謎の施設が廃墟化しているのを発見。
ちらりと見ていく事に。


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一生懸命調べる時間もない為未だ何の関連施設であるのか不明。


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道路を挟んで向かい側には古くはない墓場有り。


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通る車は林業関係と思われしものばかり、辺りに響くはキツツキの音のみ。
静かな森の影から、うん、何もない。平地と森の繰り返し、単調な景色に飽き飽きしていた。


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階段があり2階へと行ける。


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2階にはピオネールや軍事関連のレクリエーション施設、映画館跡などで見た3連結の椅子有り。
ここも冬になれば雪深くになるに違いない。
この時春の終わり夏の入り口。


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冬という季節はどの季節よりも愛おしい、全てを真白に染め上げる雪景色はどんな無機物よりも暖かな抱擁。
嗚呼雪が見たい。いつかバルトの地で雪を。
…などと思いながら、エストニアへと急ぐ。
この日の宿は、バルト海に近い森の中にあるゲストハウス。
到着する頃には光一筋も届かぬ真っ暗闇に包まれていた。街頭がないどころか街もない。
宿に到着した時の安堵感と言ったら。


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ゲストハウスは、ログハウスの2階部分。1階はホストの居住区だ。


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まずは暖かな紅茶で一息入れる。
晩秋のように寒かった。


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各部屋に備え付けられてバイオハザード2の『豆腐』のようなそれは、オイルヒーターの類のようだった。
時折独特な音が響き心地よい。


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こちらの部屋の『豆腐』は黒塗り。


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宿泊客は私だけだった。


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シャワーはきちんと温水が出て快適だ。おそらくシーズンは夏なのだろう。


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布団の手製のキルトが実に可愛らしい。


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時間さえあればもう一泊して、のんびりと森林浴などを楽しみたかった。





エストニア紀行: 森の苔・庭の木漏れ日・海の葦
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