ウラジオストクの北朝鮮レストラン - North Korean restaurant in Vladivostok -
2022
09
成田空港より飛行機で約2時間半、誰が言い出したか「日本から一番近いヨーロッパ」ウラジオストク。
美しい街並み美味しい海鮮可愛いロシア雑貨、そして…北朝鮮レストラン。

ロシア沿海地方は一部国境を北朝鮮と接している。
両国間には鉄道も通っており、コロナ禍である2021年も北朝鮮からロシアのウスリースクまで鉄道が走っていたとか。
コロナ禍前は留学生や労働者も数多く滞在していたらしい。(2021年での情報です)
北朝鮮が中国やアジア各国に出店している北朝鮮レストラン。モスクワでも見かけたが、ここウラジオストクには
嘗て一番多い時で5店舗存在していたが現在は2店舗のみとなっている。

モスクワの時は休業日で振られてしまったが今回は無事入店する事が出来た。
ウラジオストクに存在する2店舗のうちまずは『高麗(Koryo)』から。
1月という事もあり外気は-10度を下回っていたが平壌冷麺は食べたい…と思っていたのだが
「今日はない」と言われてしまった。

なので別な麺類を注文する事に。

蛤のガソリン焼き通称『ハマガソ』もあったが、これは外で食べた方が美味しく感じるだろうな…。

とりあえず珈琲があると何処でも珈琲を注文しがち。
何かしらの冷麺、キムチチゲ(やはり外が寒かったので温かいものが欲しかった)、アメリカン珈琲を。

まずはお皿と前菜。

大根、ねりもの、キャベツ。白米に合いそうな味。

そしてキムチチゲ。白米みっちり。

韓国や日本で食べるキムチチゲとはちょっと違う味がした。
なんだろう、ロシア風というか、ボルシチっぽさをそこはかとなく感じるような不思議な味…。
北朝鮮式の味なのかは、本国へ行った事がないので分からないが美味しかった。
辛さはかなり控えめ。前菜のねりものの方がずっと辛かった。

平壌冷麺の代わりに注文した麺類。正直キムチチゲでお腹いっぱいにはなっていた。

ピントが合っていないのはご愛嬌という事で。
素麺っぽい。海苔の香りが良い。具沢山。でもやはり平壌冷麺が食べたかった。

アメリカーノがあったのでシメはこちらで。
海外で珈琲を飲む時は何故か大体アメリカーノ。

時期や時間帯が中途半端という事もあったが、私が食べている間お客さんが入る事はなかった。
次はいつ行けるだろうか…。

翌日、大雪の中別な北朝鮮レストラン『平壌(Пхеньян)』へも足を運んだ。
周りの知人友人はこちらには行った事のある者が多かったりする。
目的の平壌冷麺にはありつけたが、店内の写真撮影がスマホでも禁止と言われてしまった為
残念ながら写真は残っていない。
ユッケとチヂミも食したがとても美味しかった。
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