キルギスに残る廃工場とショッピングモールでの美味しいご飯 - An Abandoned Factory & Delicious Meal at the shopping mall in Kyrgyzstan -
2022
21
6月、35度を超える夏日のキルギス。
街の中心から離れた一画を歩いていると意匠を凝らした門構え。


こちら廃工場入り口。

嘗てはワイン工場だった。

これと言って何が残っている訳ではない。

ただ、敷地内にはホームレスと思われる居住の痕跡が。
寝床、数時間前に食事をしたような痕跡が見受けられた。

さっと引き上げ、昼飯時でもあったので新しめのショッピングモールへ向かった。

「古い小さなレストランより、綺麗なショッピングモールのレストランの方が衛生的だし、食材も新鮮だよ」
と、案内人。
私は古きも新しきもどちらも好きだ。

ショッピングモール内のコロナ関連広告が良い。
ソビエト時代のプロパガンダポスターをこのように利用するとは。
一枚欲しいな…。

ウィンドウショッピングしていても普通に楽しい。

案内人オススメのキルギス料理のレストランへ。
メニューの写真を見て「これ可愛い」と選んでみたお茶。高山植物、様々な花、そして柑橘系の味が
複雑に混じり合う香り高い実に美味しいお茶だった。

ビーツのサラダ。旧ソ連構成国には必ずある料理。大好きだ。

キルギスのチーズを使用したサラダ。新鮮な野菜と合わせたハードタイプのチーズ、強いクセもなく美味しい。

ムスタファ、お米の入ったスープ。

ショルポ、キルギスの伝統的なスープ。
私はこちらのスープの方が好きだ。羊肉やじゃがいもを煮込んだ滋味深い優しいスープ。

キルギスだけではなく中央アジアやウイグルでも食べられる麺料理ラグマン。
野菜、肉、スープに浸った太麺。毎日食べたい飽きのこない味。
同じようで店により様々な個性が出てくる。
キルギスにいる時は1日一食はラグマンを食べるよう心掛けていた気がする(行き先にあれば)。

キルギスの小さな揚げパン、ボルソック。
これがやばい、中毒性が高すぎる、気が付くと手を伸ばしている。無限ボルソック。
延々と食べている本当に止まらなくなる。思い出すだけでボルソックしたい。

キルギス料理、何処で何を食べても美味しかった。

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