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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

ジョージアの新年の祝い - A Happy New Year in Georgia -

2023
16

雪山で地獄を見た翌日、何事もなかったかのように首都トビリシで迎える穏やかな朝。



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地下鉄の駅から徒歩10分、住宅密集地ではあるが敷地は広く高低差があり、建物も庭もゆったりとしている。
一般住宅の敷地内にある離れがホテルとなっており、長期滞在の出稼ぎの若者も住んでいた。
この日はオーナー一家のご厚意で親族で行なう新年の食事会へ連れて行って頂ける事になった。



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トビリシの端の端、こんな街があるのかと初めて足を踏み入れた住宅街。
旧ソ連時代から建っているのであろう古い高層アパートが建て並ぶその一室。
外観からは想像が出来ない程立派な部屋の造りだった。



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そしてテーブルに並ぶ料理の数々。



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豚の頭の丸焼き…!
ジョージア北西部に位置するスヴァネティ地方の伝統料理だと言う。
奥様の家系がスヴァネティ地方のとある村のお家で、2年前トビリシへ引っ越してきたとの事。



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ジョージアでまさか豚の頭の丸焼きに遭遇するとは思ってもいなかった。
ジョージアはキリスト教の国なので食肉の制限はこれと言ってないが、豚肉より牛、鶏、羊をよく見かける為、
改めて豚肉を食べる機会というのは余りないような気がする。
いや、レストランで食べるレバーの炒め物やヒンカリに使用する肉に豚肉を使っているかもしれない…。
当方ジョージアの食に関しては経験が足りていない。



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旧ソ連構成国各地でもお見かけするピクルス。はずれなき最高の前菜、つまみ。



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オリヴィエサラダ。中央アジアでもロシアでも、皆んな大好き野菜をたっぷりのマヨネーズであえたサラダ。
私はこれと黒パンのみで全然暫く生きていける…。



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奥さん手作り鶏肉のマヨネーズサラダ。
外国だと米や肉のサラダをちょいちょいお見かけするので、サラダとは…という気持ちに時々なる。
しかしとても美味しい。カロリーは正義だ。



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スヴァネティのチーズ。親族がトビリシへ来る時持ってきて貰うとの事。



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スヴァネティの塩。様々なスパイスが混ぜられている。風味豊か。



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鶏肉のグリル。ワイルドなビジュアル。シンプルな美味しさがじんわりと。



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チーズがたっぷりのパイ。アチマ地方の郷土料理アチャマっぽい気がする。



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ジョージアのスタンダードなパン。何に合わせても美味しい。



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牛肉のトマト煮込みシチュー、オストゥリ。汁をパンに染み込ませて食べるともう最高。



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ドルマというと葡萄の葉で牛肉や羊肉と共にお米を捏ねたものを包んだ食べ物を思い浮かべるが、
こちらのドルマはロールキャベルのようだった。



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当然美味しい。



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とにかく肉料理の多さに圧倒される。
親族友人が代わる代わる訪れ、人の出入りが絶えない。
料理の内容こそ違うが、正月の料理の全てを手作りで豪勢に作っていた父方の祖母を思い出した。



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ベテラン主婦の肖像。とても素敵。



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シャシリク。スヴァネティの塩をまぶしながら食べると美味しい。



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クブダリ。スヴァネティ地方のハチャプリの一種。
羊肉と玉ねぎを炒めた具材が入っている。牛肉・鶏肉を使用したものもある。
この時のジョージア滞在で一番食べた料理だ。



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アブハジアの郷土料理、ママリンガに近い料理。コーンの粉を使ったしっかりしたお粥のような感じ。
イタリアのポレンタにも恐らく似ている。
チーズを入れても美味しい。



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鶏肉をバジェというクルミとハーブの濃厚なソースで煮込んだサツィヴィという料理。
七面鳥を使用する事もあるらしい。
クルミは最初からペーストになっているものを使用する家庭が多いらしいが、
オーナー夫人のお母さんは手作業でクルミをすり潰すので手間暇かかっているとの事。
初めて食べたが非常に濃厚で美味しい!このコクの強さはなかなか味わえない。



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デザートにはホームメイドのケーキ。



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ここに辿り着くまでかなり食べていたので当然お腹はパンパンに。
最高のご馳走を堪能させて頂きただただに感謝しかない。


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