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SATIAN/39 -頽廃放浪記-

廃墟/旧共産圏/未承認国家/国内外の”世界の果て”へ。ヒトノココロノスキマをキリトル頽廃放浪記。

続 ・ 人 間 砂 袋

2010
21
「それ」がなにかと知ったのは、13歳のある日ある時ある曜日でした。
白い粘膜はただただの情欲でした。








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人は何を持って何と肯定するか。
8歳の時にふと思いました。
自己の存在意義を問うた水面下に潜む自意識の発芽でした。









hariana200912_6.jpg








時同じく8の頃、
おにいさんは言いました。
おにいさんは、病気なんだ。
病気だから、おじょうちゃんに手伝って欲しいんだ。
おじょうちゃんはいい子だから、
お母さんに内緒で、
てつだってくれるよね

こんなに白いのも、こんなにどろどろなのも、病気だからなんだ
なおるの?
わからない  わからないよ

赤も黒も、すぐに忘れてしまいました
忘れさせられたのでした

忘れられなかったと気がついたのは、なんのけなしの日常で
唐突なる13の頃で
ああ、あの白は
そういう事だったんだ
おにいさんがしたのは









hariana200912_5.jpg








その時思いました
わたしはただのモノだったんだな
そう思うと、不思議な気持ちになりました
涙が止まらなくなりました
止まらないけど
誰も知りもしないし
知らせようともしないし
抱きしめてほしかったけど
かなわぬこととあらば、もう

時を重ねれば重ねる程、赤も白も全部混じり合います
あたたかい場所にいきたかった
莫迦かもしれないけど 愛して欲しかっただけだった
過去と現在は反芻し 万華鏡のように色とりどり
魑魅魍魎のメリーゴーランドが延々ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる
回り続けます









hariana200912_11.jpg








だから、この口から出るのは
ごめんなさい
誰にごめんなさいかもわからないけれど、ごめんなさいなのです。
全部、忘れてしまえたらいいのに。









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2 Comments

赤い弾丸  

No title

考えてみると一人間の始まりはまっさらのキャンバスなんでしょうか。

何色にもされていないキャンバス。何色にもする必要がない無垢のキャンバス。

そしてある日ふとめくれた布の切れ目から、無垢の筈だった下地に誰も手にもついてない色を見つけてしまう。


星野さんの言うとおり、人は年月を重ねるほどに色も重ねていく必要に迫られる。

塗りつぶしはかんたん。でも塗膜下で色たちは残り続ける。


焼き払われるまで。

2010/09/23 (Thu) 10:16 | EDIT | REPLY |   

星野  

No title

赤い弾丸さん>
嗚呼、全く持って同感です。
ほんとね、何色にもする必要ないのにね。
思ったって仕方無いしどうしようもないけど、でも、時々
なんで自分だけ、って思ってしまうのも現実です(笑
笑うしかないのですよね、生きる道なんて。やめたければしねばいい。
「し」なんてものも、悉く身近にあるものだから、いつだってなんもなんですね。
やれやれですわぁ。

2010/09/24 (Fri) 00:13 | EDIT | REPLY |   

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