【一人旅】鳥取砂丘の思い出【心霊現象】
2010
12

先日、ねこぢるy氏と名刺交換させて頂きました。
そして生サインを、その名刺にして貰いました。
家宝にします…
タクマニアさん、ずっと応援しています。
…
先日、ちょろりとツイッターにつぶやきました所、
鳥取砂丘の民宿で起きた心霊現象を詳しく知りたいと云う方が
いらっしゃいました。
ので、たまには雑記で、そんな事も書こうかと。
今から3年程前、気侭に一週間程行きたい所へ行ってみようと
思い立ち、一人で旅をする事に致しました。
当時の彼氏も誘いましたが、奴め頑なな拒絶反応を示すので
捨てていきました。
大阪の西成、飛田(きれーなおねーちゃんにおったまげたらむっちゃ
爆笑されました。ヒィッ)、江坂(思い出がちょいとあるので)、
京都のマイナースポット(ほぼ霊場だった)やダム、尼崎(好きな映画の舞台)、
名古屋、鳥取砂丘。
蟹がんまい季節っぽかったので、ちょっと蟹づくし食事は贅沢な
とある民宿に一泊する事に。
3月だと云うのにボンボンと降る雪には驚きましたが、美味しい夕食、
あったかいお風呂、民宿ならではのほっこりとした雰囲気に満足。
そして11時頃布団を敷いて就寝。
夜中。
ふと、目が覚める。 時計を見ると、深夜1時。
こんな中途半端な時間に目が覚めるのは珍しいなと思っていると。
なんだか妙に、重たく、淀んだ空気。
…
廊下から、ヒタヒタと聴こえる裸足の足音。
民宿には、自分以外は泊まっていない。ご主人達は1階でテレビを見ている。
ヒタヒタと静かな足音が一瞬途絶える。
…ヒタヒタヒタヒタヒタ…
…自分の周り、歩いてる…? (;´Д`)
暫くぐるぐる周りを歩いていたかと思うと、フ、と何かが浮かぶような感じがしたと
同時に、身体が動かなくなりました。
同時に、正面から突風を浴びるよふな感覚。鼓膜にブワワと風のような音が響き
吹き飛ばされそうな衝撃(?)、何なのかも分からないけど、何者かが
一生懸命閉じている目を無理矢理こじ開けようとしてくる。
目で見たのか、頭の中だけで見たのか分からないけど、その時見えた光景は
燃えている家。 火事なのか、炎に包まれた家。
目を開いてはいけない、絶対いけないと思い、耐える。
突風のような音がやみ、身体にかかる負担もとけ、金縛りが一瞬緩む。
兎に角怖かったので、ガバッと布団を頭から被りうずくまる。
再び金縛りになる。耳が痛い、動けない、言霊を頭の中で繰り返す。
暫くすると、また金縛りが緩んだ。
それと同時に、布団から飛び起き電気をつけ、テレビをつけ、ストーブをつけた。
…
部屋の空気は、何事もなかったかのように静まり返っていた。
とても怖かったので、その日はもう眠れないと思っていたけど、気がついたら
電気もストーブもテレビもつけたまま眠っていて、朝の8時。
…なんだか頭が重たい。
熱を計ったら、38度以上あった。
1階に降りて、朝ご飯を食べ、支度を整え民宿周辺を散策してみた。
。
民宿の隣、昔民宿として使っていた家、なんだかくさい。。
民宿の裏にある池、うぅん、なんだかくさい。。。
砂丘をポツポツ歩いて、一通り観光したら、大阪へと向かった。
終始肩が重たかった。時折時折青灰色の透き通った人が見えた。
大阪のホテルでは、部屋に盛り塩をした。
熱は、次の日、嘘のようにすっかり下がっていた。
肩の重さもなくなって、透明な人も見えなくなっていた。
今思い出しても、一体あれは、なんだったのだろうなぁと不思議に思う。
何か、強いメッセージでも送って来たような気がしなくもないのだけど、
今となっては何も、分からない。
ただ。
古い民宿なんかでは、まぁよくある事だと父さんが言っていたので、
うん、まぁ、もう一人で古い民宿には泊まらないようにしようかなぁ、と(笑
ちなみに最近は、なんにも無いです。

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